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俳優・歌手として大きな存在感を放つ松平健さんの、デビュー50周年を記念した特別公演が博多座で上演されます。今回は上演を前にメディア取材会が開催されましたのでその様子をご紹介します。

2025年1月上演！博多座・松平健芸能生活50周年記念公演

2024年7月に東京・明治座からスタートし、大阪、福岡、名古屋と巡演する「松平健芸能生活50周年記念公演」。時代劇とエンターテイメントが融合したスペシャルな舞台が1月に福岡市博多区の博多座にやってきます。

第1部「暴れん坊将軍」新たなアレンジでコメディ要素もたっぷり

松平健さんの代表作である「暴れん坊将軍」、テレビとは一味違うコメディ要素たっぷりの舞台になります。白馬に乗った上様の登場や「成敗！」でおなじみの迫力ある立ち回りが楽しめますよ。

物語は八代将軍・徳川吉宗が身分を隠し江戸の町を見回るという王道のストーリーに加え、コミカルなエッセンスが満載。吉宗が町娘に変装して探索を行ったり、側用人が吉宗に恋心を抱く展開など、ユーモアたっぷりの新解釈が魅力です！

第2部「マツケン大感謝祭」歌って踊って盛り上がる特別ショー

ショー形式の第2部では、松平さんの代名詞ともいえる「マツケンサンバII」をはじめ、全9曲のパフォーマンスを披露。50周年の軌跡を映像で振り返るほか、新曲「マツケンパラダイス」も公演で初お披露目されます。

さらには辰巳ゆうとさん、宝塚OGの北翔海莉さんや音波みのりさんがWキャストで出演し、華やかさと迫力をプラス。最後には観客も「サンバ棒」を手に、老若男女とわず会場全体で盛り上がるフィナーレとなっています♪

メデイア取材会に松平健さんが登壇

上演を前に11月に行われたメディア取材会には松平健さんが登壇。暴れん坊将軍でお馴染みのテーマソングと共に登場された松平健さん。「芸歴50周年を迎えまして久しぶりに暴れん坊将軍の舞台をみなさんに楽しんでいただきたいという想いで博多座に参りたいと思います。」と挨拶をされました。

「気持ち的には変わりないと思うのですが、50年早かったなという感じですね。時代劇では歴史的な人物は結構やらせていただきましたし、舞台の方でもミュージカルから現代劇までたくさんの芸を披露させていただき現在に至っております。」と芸能生活50周年を振り返りました。

すでに東京・大阪公演を終えた松平健さん。お客さんの反応を問われると「今回は今までの舞台のお客さんの層と全く変わりましたね。三分の一ぐらいは若いカップルや女の子同士とか、今まで見た事がない光景ですね。うちわに色々書いてあったり…（笑）ペンライトも沢山で、“アイドルってこんな気持ちなんだろう”と、そんな気持ちでした。」と、様々な世代に支持されている実感を話しました。

脚本・演出を細川徹さんが手掛ける第1部の「暴れん坊将軍」では「要所要所に笑いが多く訪れる。年配の方にはあまり馴染みのない“推し活”という言葉にも若い方が多いとすごくウケたりして、（若い世代にも）わかりやすい、入りやすい内容になっています。」と、暴れん坊将軍の新たな楽しみ方を紹介。

第2部の「マツケン大感謝祭～歌って踊って～オーレ！」には、「今回は踊れるような歌が多いですね。とにかく派手な、楽しい、元気の出るような歌を集めさせていただきました。そこに辰巳くんのお客さんを盛り上げ歌を歌っていただいたり、北翔さんや音波さんの大人の歌声など本当に盛りだくさんのショーになっています。」とみどころを語られました。

2024年5月にお亡くなりになられた、マツケンサンバ2の振付師・真島茂樹さんに「彼はいつも私の心にいて一緒に踊ってますよ。彼のおかげでマツケンサンバ2はよみがえりましたし。尊敬していますし、ありがたく思っています」と想いを語るシーンも。

また、今シーズンリーグ優勝を果たした福岡ソフトバンクホークスの本拠地開幕戦でパフォーマンスをされた松平健さん。「（リーグ優勝に）嬉しいですよ。開幕戦で歌わせていただいた日も勝ちましたし。優勝してチャンピオンキャップも送っていただいて嬉しかったです。」とエピソードを明かしました。

老若男女楽しめる「松平 健 芸能生活50周年記念公演」。チケットの発売は今週11月30日（土）発売です。2025年の舞台初めにも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？