【川越市】1月25日に自家製手打ちラーメン店が開店予定! 開店前に美味しさへのこだわりを伺いました!
2024年1月25日(木)、東武東上線・新河岸駅の近く(西口から徒歩約5分)にラーメン店「自家製手打ち麺 禿(かむろ)」がオープン予定です。2024年1月9日現在、店主さんはオープンに向けて準備を進めています。飲食店の店主さんはどのようなことを意識するのでしょうか……。これは気になります。そこで今回はオープンに向けて準備を進めるラーメン店の様子をお届けします。
提供する一杯の味が決まるまでは試行錯誤の連続
まずは「自家製手打ち麺 禿」の基本情報から。こちらはラーメンを愛する店主さんが頑張る個人経営のお店で、以前は西武新宿線・本川越駅の近くで営業していました。その時の店名は「DO-JIN」(ドージン)です。また、こちらの店舗は以前は同じラーメン屋さん「メンショップ アキラ」が営業していました。ということで、今回のオープンは居抜きでの移転オープンということになります。
「DO-JIN」の頃からの大きな特徴として、こちらは自家製麵のお店です。移転オープンに際しての試行錯誤の一つが「より美味しい麺を作ること」で、いろいろな種類の小麦粉の配合を試したそうです。
ちなみにラーメンも、うどんも、麺の原料は小麦粉ですが、違いの一つとしてラーマンは「かんすい」を使うのですって。自宅で調べたところ、かんすいは炭酸ナトリウムなどの食品添加物として認められているアルカリ性物質を原料とするもので、目的は「麺に独特の食感や色味を与えること」とのこと。一般的にうどんの麺は白色なのに対して、ラーメンの麺は黄味がかっていますが、それはかんすいによるものです。
また、麺を保存している冷蔵庫の温度は、一般的な冷蔵温度よりも少し高めに設定しているそう。こちらも美味しい麺のポイントだそう。
美味しいラーメンは麺だけではなくて、スープも重要です。もちろん店主さんはスープにもこだわっています。例えば出汁(だし)用のホタテは、あえて生食用のものを購入し、冷凍してから使用するのですって。そうすることでよりエキスが出るのだそう。
今回、ご紹介できるラーメンの味に関わる情報はここまで。1杯のラーメンにたくさんの工夫が詰まっていることをお伝えできたでしょうか……。
麺打ちでお店の前を通る方にアピール
ラーメン店の店主さんが考えなければいけないのは、美味しいラーメンを作るこだけではありません。そもそも、お店のことを知ってもらわなければお店は繁盛しないものです。
そのための工夫として、店主さんが麺を打つところがお店の前を通る方々の目に入るように店舗の造りを変更したそう。
また、以前のこちらの店舗にはなかったテーブル席も用意する予定とのことです。これでファミリーなどの複数人のお客様がより足を運びやすくなります。
予定では醤油ラーメンは1,100円(税込)とのこと。店主さんは「できれば、もっとリーズナブルにご提供したかったのですが、昨今の物価高や美味しいラーメンを作ろうと思うと、どうしても……」とおっしゃいます。
はたして、どのような1杯をいただけるのか……。オープンが楽しみです。
【店舗情報】