【川越市】グランドオープン!? 新しい「まるひろ」をちょっとした雑学とともにご案内!!
昨日(2024年11月13日)、「まるひろ 川越店」がグランドオープンしました。ただ、「グランドオープン」といっても、川越市内のどこかに新築の建物でオープンしたわけではなく、お馴染みのクレアモール沿いの「まるひろ」がより魅力的な百貨店として営業をスタートしたということです(公式サイトや店頭の案内で「グランドオープン」と表記されているため、本記事でもそのように表現させていただきました)。今回は川越を代表する商業施設「まるひろ 川越店」の新しい姿を、ちょっとした雑学とともにご案内します。
新しい「まるひろ」
さっそく「まるひろ 川越店」の新しい姿のご紹介を。
リニューアルのキャッチコピーは「モノを取り揃えた百貨店から過ごし方を提案する百過店」で、総じていうならより多くの方が快適にショッピングを楽しめるようになったといえるでしょう。具体的には各階に休憩スペース、別館の4階にベビー休憩室、別館に喫煙スペースなどが設けられたそう。
また、グランドオープン日の11月13日はいろいろなお店がオープンしました。
移転を含むリニューアルオープンとしては、飲食できるティールームや紅茶が関係するオリジナルアイテムで人気の「Afternoon Tea(アフタヌーンティー)」が本館の1階に移転&リニューアルオープンしました(店舗名は「アフタヌーンティー・ティールーム 丸広百貨店川越店」/以前はクレアモールを挟んだ向かい側のアネックスC館」で営業していました)。
アネックスC館の1階には「丸広百貨店 川越店 サンリオ」がリニューアルオープンしました。こちらでは今週末(2024年11月16日&17日)にスイーツなどを販売する「サンリオカフェワゴン」が登場予定なので、そちらも要チェックです(「サンリオカフェワゴン」についての詳しい情報はこちら)。
新しいお店としては、アネックスC館に古着屋「エムズガーデン・バイ・デザートスノー」、絵画や雑貨などを販売する「ギャラリーB.B.E.」がオープンしました。
新しい「まるひろ 川越店」に皆様もぜひ!
「まるひろ」のちょっとした雑学
貴重な地域密着型の百貨店
ここからは「まるひろ」が関係するちょっとした雑学です。
まず、簡単に言葉を整理すると、「まるひろ」は百貨店です。
では、「百貨店とは何か」というと「一つの企業が衣食住、いろいろな分野の専門店を統一的に運営して、大きな売場の中で各部門に分けて販売する大規模な小売店」です。基本的には「デパートメントストア」を略した「デパート」と同義とのこと。
百貨店と他の商業施設との違いについてはいろいろな見方がありますが、「スーパー」(「スーパーマーケット」の略)との違いは、一般的にスーパーは食料品や日用品などが中心なのに対して、百貨店はより幅広い商品を販売するとされています。
また、「ショッピングセンター」(あるいは「ショッピングモール」)との違いは、わかりやすところでいえば百貨店は「一般社団法人 百貨店協会」に加盟しています。
もう一つ、百貨店とその他の商業施設との違いとして、百貨店はその百貨店ならではの包装紙や紙袋があることが多いそう。そういえば「まるひろ」にも特徴的な包装紙や紙袋がありますものね。
そして、「まるひろ」の雑学です。私たち川越市民にとっては「まるひろ」はとても馴染み深い百貨店ですが、「まるひろ」のように本店(本社)がその地にある百貨店は多くはありません。先に触れた「一般社団法人 百貨店協会」の「企業リスト」を見ると、埼玉県にあるのは「まるひろ」と熊谷市の「八木橋」の二つだけです。
1号店は飯能店
そんな「まるひろ」は今年(2024年)で創立75周年とのこと。公式サイト内ページ「丸広百貨店75年の物語」によると、「まるひろ 川越店」がオープンしたのは1951年だそうで、なるほど、確かに75…。いや、これは計算が合いません。
じつはそれよりも早く、「飯能店」がオープンしたそうで、それが1949年とのこと。「川越店」は「まるひろ」の1号店ではないのですね…。
川越は水曜日にお休みのお店が多いのは…
これはずっと川越に住んでいる方々からの情報なのですが、以前は「まるひろ 川越店」は毎週水曜日が定休日だったそう。
現在は基本的には水曜日も営業していて、それがいつからそうなったかは確認できませんでしたが、少なくても昭和後期~平成前期は毎週水曜日がお休みで、それに合わせるように周囲のお店の毎週水曜日がお休みの店が多かったそう。
「まるひろ 川越店」の近隣の方は「当時はまるひろがお休みだから、それに合わせて周りのお店も水曜日はお休み。だから、まるひろの前の商店街は水曜日は人通りが少なかったわよ」とおっしゃっていました(複数の方から同様のお話を伺いましたが、あくまでも近隣の方々の印象です)。川越における「まるひろ」の存在感を示すエピソードですよね。
ということで、今回は「まるひろ 川越店」の情報でした。「まるひろ 川越店」にはこれからもずっと素敵な「川越の百貨店」でいていただきたいものです。
【お店情報】