【神戸市東灘区】阪急岡本駅から歩いていける保久良梅林が、見頃へ。神社では、期間限定の梅・桜の御朱印も
「梅の岡本、桜は吉野」。
岡本に春の訪れを告げる梅。岡本梅林公園から、さらに山に登ること20分。保久良梅林が、そろそろ見頃を迎えそうなのでご紹介します。
保久良梅林
保久良梅林の見頃は、例年岡本梅林公園より、2週間遅れたころです。撮影は、2023年3月12日。
保久良梅林
~みんなで大切に育てましょう~
「梅の岡本、桜は吉野」といわれ、岡本は梅の名所でしたが、その面影は失われました。そこでかっての梅の名所を今に伝えようと地元の協力を得て、神戸市が保久良神社境内に梅を植え、剪定や施肥などの管理をしており、多くの方々が花を楽しみにされています。
しかし、無断で梅の剪定をする人や勝手に梅の実を採取する人がいるのではないかと言われています。梅の剪定は時期や方法を誤ると花付きが悪くなり、樹木が衰弱する場合があります。
市民の憩いの場所として親しまれている梅林を大切に育てましょう。
神戸市建設局 公園砂防部 森林整備事務所
撮影時間は、10時頃。
撮影が、比較的早い時間帯だったので、これから六甲山等に登る途中といった感じの方が多く、本格的ないでたちの方が目につきます。
しかし、保久良梅林を最終目的にするのであれば、ここまでの装備は必要ありません。
ただし、食べ物・飲み物等の販売はないので、そのあたりの準備は必要です。
所々に、ベンチも用意されていて、東灘の景色を一望できます。
真ん中に写る、タワーマンションは、阪神御影駅前「御影タワーレジデンス」ですね。
保久良神社
最近、ゼロ磁場・パワースポットと何かと話題の金鳥山の中腹に鎮座するのが、「保久良神社」。
保久良神社の設立年は不明。
弥生時代中期とされる祭事用の土器や石器が見つかり、境内には神のより代とされる多数の磐座があります。
保久良神社の由来は、同神社の御祭神「椎根津彦命」が青亀に乗って海岸に着いたという、逸話に基づくそうです。
青亀(あうぎ)が…時を経て、現在の地名、神戸市東灘区青木(おおぎ)の由来となったそうです。
現在、保久良神社では、季節限定の御朱印を頂くことができます。
保久良神社の御朱印は、途中に鎮座する、鷺宮八幡神社(さぎのみややはたじんじゃ)で授与。日曜日のみ、本殿横の社務所で受付してもらえます。
保久良梅林・保久良神社 アクセス方法
保久良梅林へは、大きく分けて、ルートは2つ。
・阪急岡本駅→保久良神社→保久良梅林公園→岡本梅林公園
・阪急岡本駅→(岡本梅林公園)→保久良梅林公園→保久良神社
保久良神社を東側から目指すルートは、アスファルト道です。ただし、ラストはかなりの急坂です。
対して、岡本梅林公園に立ち寄ってからでも行きやすいのが、「天上川公園」から登っていく西側ルート。整備はされていますが、こちらは山道です。
どちらで行かれるにせよ、歩きなれた靴が必須。阪急岡本駅から、歩いて行ける梅林公園! プチ登山気分を楽しみながら、「保久良梅林」を訪れてみませんか?
見頃はこれからです(≧▽≦)
保久良神社
兵庫県神戸市東灘区本山町北畑680