【秘密にしたい店】大阪北新地に今年オープンのイタリア風割烹で食べたディナーの感想
今春、大阪北新地にオープンしたイタリア風割烹「エンメエッセ」でディナー。本店は北摂で人気のカジュアルなイタリアン「ロベルトカレラ」で、こちらの店舗では、クラスアップしたメニューがコース料理が楽しめます。
北新地の隠れ家「エンメメッセ」
ビルの2階にある隠れ家レストランです。インテリアは上品で明るく温かいイメージ。個室もあります。私たちはカウンターに座りました。
グリーンのウェルカムプレートもステキでワクワク。いただいたのは月替りのおまかせコースです。
ナスとトマトのテリーヌ、トマトと桃のソルベ
マリーゴールドの小さな花を浮かべた桃とトマトのソルベ。もう一つは、香ばしくて甘い焼きなすとプチトマトを閉じ込めた自家製コンソメのテリーヌ。この暑さの中ひんやりと喉を潤してくれました。
フランス産ラボリの放牧豚の生ハム
フランス「ラボリ」の放牧豚の生ハムは、優秀なドイツ「ベルケル」の大型スライサーでオーナー自らスライスしてくれたもの。最高に薄くスライスするので、エアリーで脂が甘く、付け合わせの水牛のモッツァレラとともにいただきましたが感動の美味しさ!
剣先イカのカルパッチョ イカ墨のレース
なんとかわいい!繊細なレースのような黒いチュイールは、試行錯誤を重ね4年もかけて完成したという「イカ墨のレース」。食べるのが惜しいほどステキでしょう?
枝豆、細かく切ったきゅうり、大葉の新芽とともに、ねっとりと甘い剣先イカを味わいました。
冷製マスカルポーネ 仏産マスの卵、自家製カラスミがけ とうもろこしのチャルダのせ
カラスミをたっぷり削りかけ、マスコをのせた冷たい細めのパスタを、自家製コンソメとマスカルポーネのクリーミーなソースでいただきました。岡山県産のとうもろこしで作ったチップ(チャルダ)がアクセントになり、エンドレスで食べられそうな美味しさ。
マスコとカラスミの冷製パスタと聞き、大好きなので多めの量でお願いしたのですが大正解でした!(追加料金がかかります)
穴子のマルサラ煮と里芋
大きな穴子に、素揚げで表面はさっくり、中はほくほくとろりとした里芋。マルサラ酒とバルサミコ、山椒ペーストと蜂蜜などを合わせて1カ月発酵させたオリジナルの調味料が織りなす味のハーモニー。ああ、これもまた食べたいなぁ!
アコウのポワレ カワヅ海老のソース
徳島産アコウはフチがパリッと中はしっとりの絶妙な火入れ。いつもは唐揚げで丸ごとバリバリ食べるカワヅ海老の旨味がたっぷり抽出されたソースでいただきました。
ブラッドオレンジのグラニータ
但馬牛(太田牛)のヒレのビステッカ
メイン料理はグレードアップして、但馬牛(太田牛)のヒレをいただきました。神戸牛よりも2週間多くエイジングを施しているそうで、その肉質はやわらかくジューシーで味が濃い!(追加料金がかかります)
徳島県産鮑と貝のリゾット バジル風味
なんと天然鮑を使用。ミル貝もたっぷり。鮑の肝を使ったスープで炊き上げられた至極の逸品です!このイタリア米は新潟で作られているそう。
「ロベルトカレラ」名物 プリン
デザートは、ジェラートまたパンナコッタから選べ、事前に本店「ロベルトカレラ」のプリンをリクエスト。自立する硬さでバニラビーンズたっぷりの好みの味わいににっこり。
おわりに
近畿とその周辺の豊かな食材を中心に使って、シェフが熟練の腕と柔軟なアイデアを盛り込んで生み出した驚きと感動コースでした。
北新地なのにお値段も優しく、通いたいお店なので秘密にしたいところですが、グルメ好きな方には知ってもらいたい!
イタリア風割烹 エンメエッセ
大阪府大阪市北区堂島1-2-15 浜村サンプラザビル 2F
050-3174-1308
8月のコースはこちら。(お店のインスタグラム)
・コース料理 11,000円 ※メニューにより追加料金
・ペアリングドリンク(飲み放題) 4,000円
※価格は全て税サ込