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ネイルの指先が冴え変化球で翻弄 5回無失点で10勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
ジェームズ・ネイル(写真:KIAタイガース)

13日のKBOリーグは1試合が雨で中止。4試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

首位KIAタイガースと最下位10位のキウムヒーローズの対戦は投手戦に。KIAの先発ジェームズ・ネイルが5回4安打無失点。一方キウムの先発、19歳の新人キム・ユンハも7回6安打1失点と好投した。

試合は5、8回にタイムリーで1点ずつを挙げた7安打のKIAが、4安打無得点のキウムに2-0で勝利した。

ネイルはツーシーム、スイーパーを左右のコーナーいっぱいに決め、毎回の6奪三振。うち3つが見逃し三振だった。ネイルは10勝目(5敗)、防御率は2.73(リーグ2位)。

映像:KIAソクラテス・ブリトーのタイムリー(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇8月13日(火)の結果

・トゥサン 中 止 ロッテ(チャムシル)

 勝:

 敗:

・キウム 0 - 2 KIA(コチョク)

 勝:ネイル

 敗:キム ユンハ

・ハンファ 2 - 3 LG(テジョン)

 勝:キム ジンソン

 敗:チュ ヒョンサン

・サムスン 7 - 2 KT(テグ)

 勝:ペク チョンヒョン

 敗:オム サンベク

・NC 0 - 2 SSG(チャンウォン)

 勝:アンダーソン

 敗:イ ジェハク

◆「各球場で先発投手が好投」

乱打戦が多いKBOの中でこの日は2カードで2-0。3-2が1試合と両チームの先発投手が好投し、僅差で終盤に入るゲームが多かった。

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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