広島三大祭りの1つ「胡子大祭」11月18日スタートで3日間開催!神楽などステージも(広島市)
商売繁盛の神様を祀る、広島・胡子神社の秋季大祭『胡子大祭』が、2023年11月18日からスタートします。胡子大祭は、地元では「えびす講」の名前でも親しまれ、なんと400年以上も続いている歴史のあるお祭りです。
広島カープの創立当初、資金難だった市民球団のカープを守ろうと、球場前に「樽募金」が設置されたのは有名なお話ですが、
『胡子大祭』の時期になると、胡子神社の前には「樽募金」ならぬ「賽銭樽」が置かれます。これも、広島ではお馴染みになった風景の1つ。
『胡子大祭』の期間中、商店街には沢山の こまざらえ(熊手)の屋台が並びます。
こまざらえは、注連縄・宝船・大判・小判・鯛・えびす様や大黒様などが華やかに熊手に装飾された、商売繁盛の縁起物。幸をかき寄せると言われています。
商売をしている人たちがこれらを手に、胡子神社に持ち込み祈祷してもらう(祈祷済みのものを神社でも販売している)のですが、毎年長い列をなしています。
胡子大祭の期間中(3日間)は、中央通りの歩道沿いを中心に、沢山のグルメ屋台も登場します。
胡子神社は、百貨店やショッピングモールなどビルが建ち並ぶ広島市のど真ん中にあるため、胡子大祭の初日には中央通りが歩行者天国になり、神楽や太鼓などが披露されています。
歩行者天国になっている中央通りにステージが設置されるのですが、
去年は久々のホコテン復活ということもあってか
もう身動きがとれないほどの人で溢れかえっていました。
2023年も初日の11月18日に、山王神楽団による「夜神楽」と、プロまたはアマチュアの太鼓グループによるパフォーマンスが予定されています。
胡子大祭は「とうかさん大祭」や「住吉祭」と並んで、広島三大祭りの1つに数えられている大きなお祭りなので、今年も、昨年同様に賑やかな3日間となりそうです。
胡子大祭(えびすたいさい)
日程:2023年11月18日~20日 10時~22時
場所:胡子神社(広島県広島市中区胡町5-14)とその周辺
備考:ステージイベントは11月18日の19時35分~21時まで