群馬県・草津温泉の「草津ナウリゾートホテル」では、メインダイニング「樹林ガーデン」のビュッフェ朝食が外来の方も利用可能。フレンチのシェフや日本料理、中国料理の専属料理人が腕を振るうメニューは美味しくて種類も豊富。群馬の郷土料理も楽しめる和洋中の朝食ビュッフェを紹介します。

≪地元食材と手作りのワザが織りなすハーモニー≫

草津ナウリゾートホテルの食事と言えば、手作りにこだわっているのも味わいのポイント。ソースやジャム、ドレッシング、カレーのルーまで、オリジナルの味を楽しめます。
さらに群馬県や吾妻地方のご当地食材も使われて、旅行気分を満喫できるメニューです。

≪多彩なビュッフェ料理に満足度アップ≫

朝にうれしい「温野菜」は地元野菜を使います。このほか煮込み料理や自分で焼き上げる鯖の西京漬けなどが並んでいました。

朝食の定番メニュー、ソーセージやベーコン、ハッシュドポテトや玉子焼きなど

ジャガイモが丸ごと入った「肉じゃが」は、皮つきのまま揚げてから煮込むなど作る手間をかけた一品。よく味が染みていて、じゃがいもの食感もよく味わいも絶妙です。
さらに鶏肉と大根とさつま揚げの煮物は、大根がとっても軟らか。アツアツの五目ちまきは、もちもちです。

群馬県はこんにゃく芋の生産量が国内９割以上。県内のホテルでは、こんにゃく料理を用意するのが定番です。ここでは刺身こんにゃくが提供され、歯ごたえのあるプリップリの食感を楽しめます。

３種類並ぶスムージーも手作りで、季節のフルーツや野菜が使われます。この日の「イエロースムージー」はバナナとパプリカ、「レッドスムージー」は赤いパプリカとオレンジジュースを使い、「グリーンスムージー」は小松菜とバナナなど、どれも美味しく全部の味をいただきました。ポップには栄養素や効能が記されて、朝にうれしいドリンクです。

フレッシュな野菜サラダには、手作りのバルサミコドレッシングがオススメです。優しい酸味で、いくらでも食べられました。ポテトサラダもイチから手作りされています。

ホテルの名物料理「まるごとキャベツ」はお忘れなく。その名のとおりキャベツをまるごとひと玉使った浅漬けで、時期によっては嬬恋キャッベツが使われます。優しい塩味にキャベツの美味しさを実感。ホテルの売店ではお土産用も売っています。

パンコーナーには、クロワッサンやミニモカスワールなど４種類のパンが並んでいました。

手間のかかるジャムを総料理長が手作りするのも、ナウリゾートホテルのこだわりです。この日はイチゴ、ブルーベリー、リンゴの３種類を用意。果肉がたっぷり入っていて、フルーツの味わいを存分に感じられます。
さらに火山性の酸性土壌で作物が育ちにくい草津町で生産される花豆を使った「花豆バター」も総料理長の手作り。裏ごしした豆はとっても滑らか。どれを食べても美味しかったです。

≪テーブル席はリゾート気分満点≫

リゾート気分たっぷりの朝食を楽しむなら、窓際席がオススメです。ちょうどこの日は新緑の季節。秋の紅葉や冬の雪景色など、四季の変化を感じられるテーブルです。

ライブキッチンでは、オムレツの具をチーズ、オニオン、しらす、ベーコンの４種類から選べます。特にソースは普通のケチャップかと思いきや、トマトやトマトケチャップ、チキンコンソメと生クリームなどを使った手作り。クリーミーな味わいや優しい酸味で、驚きの美味しさ。しかり味わってみてください！

ミニ食パンを使ったフレンチトーストは卵液に浸けすぎず、パン内部の白い部分を残して食パンの食感を感じられるのが特徴です。
パウダーシュガーが降りかけられ、カスタードクリームや生クリーム、メープルシロップが用意されるほか、花豆バターやフルーツなど、アレンジやトッピングを楽しめます。

総料理長が30回も作り直したという渾身の力作カレーは、ディナーの「スパイスカレー」と朝の「薬膳カレー」を用意。ターメリック、コリアンダー、生姜など、８種類のスパイスが使われ、朝から体調を整え活力が湧くほろっとスパイシーな味わい。ぜひ食べておきたい逸品です。

ここ数年、草津温泉でも素泊まりの宿が増えました。外来の方が朝食利用できるホテルも少なく、朝食に何を食べようか考えている人には、草津ナウリゾートホテルの朝食ビュッフェがオススメです。
温泉に入るのも体力を消耗するので、朝食をしっかり食べて、温泉旅行をさらに満喫してください。