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【葛飾区】梅の枝にカワセミが飛来する池が人気!カメラマンが集う冬の小菅東スポーツ公園

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

多彩な運動設備を備えた「小菅東スポーツ公園」は、子供たちの遠足にも利用されている憩いの場所。敷地内にある日本庭園は、現在カメラを持った人々で連日賑わっています。風雅な池のほとりには梅が咲き、その枝にカワセミがやって来るからです。カメラマンたちの人気を集める、二月の光景を見てきました。

左に多目的運動広場、右に日本庭園が広がる小菅東スポーツ公園
左に多目的運動広場、右に日本庭園が広がる小菅東スポーツ公園

小菅東スポーツ公園があるのは小菅水再生センターの屋上。平和橋通り側の入口にはエレベーターが設置されており、どなたでも気軽に足を運べます。高台に位置するため、陽射しをたっぷり浴びられるのも魅力です。
広い園内には多目的運動広場やテニスコート、3x3バスケットボールコートなどの充実したスポーツ施設があります。園内の南東部には大きな池を備えた日本庭園が広がり、地域の人々のくつろぎの場となっています。

日本庭園の池
日本庭園の池

現在池の出島の一角では、白梅が可憐な花を咲かせています。石灯篭が立つ池の水面に、梅の木が姿を映す様子は優美そのもの。二月ならではの風情ある光景に、散策中の人々が次々に目を留めています。

右の出島に立つ白梅の木
右の出島に立つ白梅の木

可憐な白い梅の花
可憐な白い梅の花

この季節、池を囲む柵のまわりには連日カメラを持った人々が詰めかけています。彼らのお目当ては梅…ではなく、実はカワセミ!この池には、野鳥の中でもひときわ高い人気を誇るカワセミがしばしば飛来するのです。
水中の魚を獲りにやってくるカワセミは、池の周囲の木の枝や石の上に止まり、狩りの体勢を整えます。カメラマンの皆様が激写するのは、カワセミが梅の枝に止まる光景。「梅にウグイス」ならぬ「梅にカワセミ」は、この庭園の冬の風物詩となっています。

ほころび始めた梅の枝に止まるカワセミ
ほころび始めた梅の枝に止まるカワセミ

夕方に梅の枝に戻ってきたカワセミ
夕方に梅の枝に戻ってきたカワセミ

この庭園でおなじみのカワセミは、メスの個体です。メスは下のクチバシが紅赤色なのが特長。口紅を塗ったような愛らしいカワセミが、梅の枝に止まる眺めは格別です。カメラマンの方々に人気があるのも頷けます。
カワセミは池の奥の木だけでなく、手前に立つネムノキや、池を囲む柵に止まることもあります。冬枯れたネムノキに止まるカワセミは特に見やすく、青空に映えます。

池の柵に止まって水面を見つめるカワセミ
池の柵に止まって水面を見つめるカワセミ

ネムノキに止まるカワセミ
ネムノキに止まるカワセミ

晴れた日には二月ならではの梅とカワセミの競演を見に、小菅東スポーツ公園へ足を運んでみるのはいかがでしょうか。風流な景色に癒されます!

施設名: 小菅東スポーツ公園
所在地: 東京都葛飾区小菅3-1-1(小菅水再生センター屋上)
開園時間:
第一水曜日 7:00~17:00
第一水曜日以外(4月から9月)7:00~18:30/(10月から3月)7:00~17:00
休園日: 年末年始(12/29~1/3)
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約12分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006891.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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