【富士市】2月13日までは土日祝は運賃無料! 吉原駅から全長9.2kmの岳南電車に乗ってみた。
富士市を走る岳南電車は吉原駅から岳南江尾駅までの全長9.2km、乗車時間は約21分。
今回は無料運行期間中の恩恵にあやかり始めて全線乗車しました。
7000形のヘッドマークは25周年と新春になっていました。
風流で縁起のよいヘッドマークです。
筆者は富士市に約20年住んでいますが、岳南電車に乗ったのはこれで3回目。
過去には日本三大だるま市のひとつ「毘沙門天大祭」のある日に乗車することがありました。
岳南電車だけでなく、車での移動が多い為、なかなか電車に乗ることがないので新鮮でした。
2021年12月25日~2022年2月13日まで「謎解きクイズラリー」が開催。
クイズに挑戦して楽しみながら乗車しました。
各駅にちなんだ問題が10駅10問あります。全問正解して暗号を解きましょう!
少し難しいかもしれませんが、各駅にヒントがあるので謎解きできますよ。
謎解きに成功したので景品のノートをいただきました。
プレゼントの引き換えは吉原駅で受け付けています。
「富士だるまプロジェクト」の一環で岳南電車は、だるま電車が運行していました。
2月7日・8日・9日の3日間、「毘沙門天大祭」が富士市の妙法寺で開催されます。
通称だるま市で、日本三大だるま市のひとつで人気のお祭りです。
日本三大だるま市の中でも「毘沙門天大祭」は露店数・人出・だるまの種類において日本一のだるま市と称されています。
知ってました? 富士市が一番なんですよ!
毘沙門天大祭を盛り上げ、富士のだるまを知ってもらうために、富士だるまプロジェクトが立ち上がり、だるまコンテストやだるま電車で盛り上げています!
岳南電車は季節ごとに装飾を変えて運行しています。
だるま電車やハロウィン電車・クリスマス電車などの車内の装飾は、市民団体「紙っと!プロジェクト」が中心となり毎回、素敵な装飾をされています。
「紙っと! プロジェクト」は、紙のまち富士市で様々な紙素材を使い、子どもも大人も一緒に紙に親しみ楽しむ活動をしているプロジェクトです。
市内の小学生の作ったオーナメントが飾られています。
同じだるまの折り紙でも、顔が違って表情も様々です。
紙のまち富士市ならではのトイレットペーパーや折り紙を使って作られているだるまのオーナメントで車内は明るくなっています。
折り紙アーティスト寺尾洋子さん考案の折り紙だるまの作り方も展示されています。
しろたえちゃん、たかねくんの作り方がありますよ。
本吉原駅のプラットホームとホーム上屋は、国の登録有形文化財になっています。
車窓から富士山が見えるのも富士市、岳南電車ならではの醍醐味ですね。
乗車中に外を眺めると知らなかった富士市を発見できました。
改めて見ると工場が多いですね。
夜は工場夜景が見応えありそうですよ。
日本夜景遺産としては全国初の鉄道路線・駅舎・車両ですからね。
誇らしいですね。
夜景電車・ビール電車・ジャズ電車など志向を凝らしたイベントが開催されています。
終点は岳南江尾駅。全駅に富士山ビュースポットがあります。
片道21分。待ち時間など含め、往復1時間ほどの旅でした。
たまには電車で移動するのもいいですよ。
無料期間中に岳南電車に乗車して車窓から富士市を眺めてみませんか?
新発見があるかも? まだ乗ったことない方はこの機会に是非!
岳南電車吉原駅
静岡県富士市鈴川本町14-2