【高崎市】上野三碑「金井沢碑」 どんなところに建っているのか行ってみた
「上野三碑」がユネスコ「世界の記憶」となり、JR高崎駅にはレプリカが登場。
猛烈にアピールしているけれど、いまひとつピンと来ない。
どんな所にどんな風に存在しているの? 山の中? 気軽に行けるところ?
ぜんぜん想像もつかないので、行って見てきました!
まず最初は「金井沢碑」です。住所は... 高崎市山名町2334 です。地図で確認。
あら、城山団地へ登っていく道路から少し入った所にあるようです。駐車場もありますね。
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駐車場には この地を歌ったらしき万葉集の一節を記した看板、そしてまだ新しそうな東屋が建っていました。トイレも新しそうでした。
東屋には、パンフレットや地図が用意されていました。上野三碑めぐりバスのバス停もこちら。
「特別史跡 金井沢之碑」と刻まれた石碑
ここから入るようです。
小川に掛かる橋のところに、竹製の杖も用意されています。
階段・スロープで登ります。きれいに整備されていますね。
勾配はそれほどありません。あとどれくらい登るのかな…?
上の画像の一番高い地点と下の画像の一番低い地点が、ほぼ同じ場所です。
右方へ登る石段の先に、建物があります。
ここかな? 建物の正面のガラス扉から中を覗いてみると・・・
おー!これが「金井沢碑」ですね! おうちの中に立っているのですね。
平成3年に「碑石に発生しはじめた亀裂の進行と文字の摩滅を防ぐために(略)覆屋を新築した」と掲示されています。
覆屋の中の「金井沢碑」がよく見えるよう照明を点灯させ、音声解説を聞くことが出来ます。わかりやすくて有難かったです。
(スイッチカバーが少し汚れていて画像を拡大して掲載するのに躊躇したため、塗りつぶし加工してあります)
ユネスコ「世界の記憶・金井沢碑」をじっくり見てみましょう。
アップです
横側
後ろ側
こちらの石碑には「大正12年10月建設 内務省」と刻まれています。正面に廻って確認することのできない位置に立っているので詳しいことは不明ですが、大正10年に史跡に指定されたようなので、その記念碑かもしれません。
説明の看板(子ども向け)
■感想
金井沢碑に行ってみましたが、駐車場は広く、金井沢碑までの道中も整備されていて歩きやすかったです。また歩く距離もそれほど大変ではありませんでした。
わかりやすい音声解説があったので勉強になりましたよ。行って見て良かったです。
上野三碑(多胡碑・金井沢碑・山上碑)の詳しい情報については公式ホームページをご覧ください。
詳細情報
名称:金井沢碑
所在地:高崎市山名町2334
駐車場:あり 無料
無料巡回バス「上野三碑めぐりバス」を運行しています