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【鉾田市】“旨い”と“もう一枚”がとまらない!こだわり抜いた手作り“揚げ餅”

はな花地域情報発信局 (鉾田市/大洗町/神栖市/潮来市/美浦村)

新茶のシーズン到来。

意外かもしれませんが、茨城県は400年以上の長い茶栽培の歴史があり、北限の茶産地。1859年に日本茶として初めてアメリカに輸出されたのが茨城県産のお茶でした。

今回はそのお茶の友の筆頭、焼き煎餅とともに人気の「揚げ餅」を求め、大竹海岸交差点から県道182号を土浦方面へ車で約5分。「中城本店」へ足中城本を運んでみました。

濃紺色の建物は工場兼直売所となっており、店舗正面以外に4台分の駐車スペースがあります。

どこか懐かしくカラっと香ばしい揚げ餅

昭和初期より煎餅を作り、先代から販売を始めた中城本店は、煎餅作りに約100年の歴史があり“おばあちゃんの味”にこだわり続けられているお店です。

米どころである茨城県産のうるち米と餅米のみを使用。

揚げ油には、希少で高価なクセのない“こめ油”を贅沢に使っているので、素材本来の香りを引き立たせ、カラっとした軽い食感が楽しめます。

また、味付けには先代が試行錯誤し辿り着いた“会津高砂屋の天然醤油”をベースに、独自製法でブレンドした“たれ”を使用。

餅つき、伸ばし、乾燥、揚げ、味付け、乾燥、袋詰

すべて手作業で、手間ひまを惜しまず丁寧に作られる揚げ餅は“職人のこだわり”を感じます。

そしてなにより素朴な醤油の香りと甘辛い風味、どこか懐かしい米の香ばしさ、まさに“おばあちゃんの味”が伝わってくる逸品です。

みんなが楽しめる揚げ餅はオススメ

硬さで勝負の焼き煎餅とは違い、揚げ餅はサクサクと柔らかい食感で、子供からお年寄りまでみんなが楽しめるスナック感覚のお菓子です。

中城本店の揚げ餅は、青のり、唐辛子、サラダ、胡椒、にんにく、海老、たがね味や、人気のぬれ揚餅など、色々な味が楽しめる品揃いです。

※左から青のり味、たがね味、おこめチップ
※左から青のり味、たがね味、おこめチップ

その中でも特にオススメなのが“おこめチップ”。

青のり味、たがね味など棒形状の揚げ餅を並べると、薄く平たい形状が目を引きます。

口に入れれば醤油と米の風味と香ばしさ、ほのかなのりの香りが鼻に抜け、口の中で溶けるその食感は、“旨い”と“もう一枚”がとまらなくなる、ある意味“危険”な揚げ餅かもしれません。

その他、直売所の店内には濡れ煎餅の実演販売(非常設)や小売からご贈答用まで、所狭しに並んでいます。

“こわれ揚げ餅(製造時に割れてしまった商品)”が割安なので、お試しにはオススメです。

また、ネット通販とYahoo!ショッピングでもお取り寄せできるのでご利用ください。

煎餅好きな茨城県民

煎餅の年間購入金額で、都市別では水戸市が1位、都道府県別では茨城県が3位(総務省統計局調べ)にランクインするほどの煎餅好きな県民性です。

その為、煎餅の品揃いが充実しているスーパーも多く、この事がうかがえます。

◆店舗情報◆
中城本店
住 所 :茨城県鉾田市安塚793
電 話 :0291-33-3044
営業時間:8:30~18:30
定休日 :年中無休(不定休)
駐車場 :約4台(そのほか店舗正面に数台分の駐車スペースあり)

地域情報発信局 (鉾田市/大洗町/神栖市/潮来市/美浦村)

茨城県鉾田市在住。全国有数の農業王国である鉾田市と隣接する観光地の大洗町。また、鹿島臨海工業地帯を有する神栖市と霞ヶ浦に面し自然と歴史を感じる潮来市・稲敷郡美浦村。それぞれのグルメ、お出かけスポット、イベント情報をご紹介します。

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