【大田区】来年の初詣はどこに行く?大森駅山王口近くの成田山圓能寺と大森山王日枝神社に行ってきました
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/top_1672475991692.jpeg?exp=10800)
こんにちは。ライターのうのかです。
2022年も今日で終わりですが、初詣やお正月のお出かけ予定は決まりましたか?
大田区は神社仏閣などの歴史的建造物が多い区なので、初詣に行こうとなると、神社仏閣が多くてどこに行こうか迷ってしまうことがあります。
筆者も迷いに迷ったあげく、今回はJR大森駅山王口から歩いてすぐの成田山圓能寺と日枝神社にお伺いしました!
JR大森駅山王口からすぐ近くにある2つのお寺と神社
成田山圓能寺と大森山王日枝神社はJR大森駅山王口を出て右に曲がり、3分ほど真っすぐ歩くと成田山圓能寺の看板が見えます。
成田山圓能寺の隣が大森山王日枝神社なので、両方参拝できます。
大森のお不動さまとして知られている成田山圓能寺
JR大森駅山王口を右に曲がって歩くとこちらの大きな看板が見えてきます。
![この看板が見えたら到着です](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672476882779.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
この看板を右に曲がり、坂をのぼると成田山圓能寺に到着します。
![普段はとても静かです](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672476579593.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
成田山圓能寺は1571年に建てられたお寺です。
1950年にはお寺の敷地内に私立幼稚園ができ、普段は園児たちの遊び場として使用されています。
![不動明王は大日如来の化身です](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672476866630.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
境内の左手に大きな大日如来像が。不動明王は大日如来の化身で、大日如来自体は最高位の仏さまとして知られていますが、「悪い道に行こうとしている人を怒る時」に不動明王に変身すると言われています。
筆者は「不動明王推し」なので、お不動さまのお寺はとても好きです。
![本堂ではヨガ教室が不定期で開催されています](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672477248535.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
お護摩祈祷をしていない時も本堂に入ってお参りできます。
![2023年は筆者も出店予定です](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672477360292.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
成田山圓能寺は他のお不動さまのある場所よりも開かれたお寺で、お不動さまの日である28日と合わせて「大森山王えんにち」というマルシェを開催しています(奇数月のみの開催)。
縁日といえば露天が並ぶイメージがありますが、成田山圓能寺の縁日はマルシェ形式となっています。
体験型ワークショップやハンドメイド作品販売、そしてオイルトリートメント体験なども行われており、お護摩祈祷とマルシェが同時開催されています。
ここ最近の新しいスタイルである「お寺とxx」というコンセプトの縁日で、とても評判です。
また、成田山圓能寺には「ギャルソン守り」という愛称で人気の身代わり守りがあります。
ギャルソン守りはドット柄のおしゃれなお守りで、赤以外にも黒や白や青など複数の色のドット柄があります。
お伺いした日は寺務所が閉まっていたので実物を見ることができなかったのですが、初詣やお不動さまの日などに購入できると思うので、身代わり守りがほしい方は成田山圓能寺に確認してみてくださいね。
お隣の大森山王日枝神社にもお伺いして参拝しました
続いてお隣の大森山王日枝神社にもお伺いしました。
![初詣の準備が着々とすすんでいます](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672477912315.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
大森山王日枝神社は成田山圓能寺が別当で「山王社」として管理をしていましたが、神仏分離令で「大森山王日枝神社」として独立しました。
![煙が出ていると思ったらお焚き上げをしていました](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672478934352.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
大森山王日枝神社に向かう際に神社から煙が出ていたのですが、古札をお焚き上げをしている最中でした。
大森山王日枝神社の歴史をたどってみると、成田山圓能寺の管理下になる前は山王の昔の地名「新井宿村」の名主・酒井権左衛門の邸内社で、この社周辺の山王村の地域一帯の鎮守だったそうです。
もっと深掘りをすると酒井権左衛門は「悲しき英雄」の最期だったとのこと。
地元の羽田の今と昔を見てきた筆者は現在でも思うことがありますが、地域や村の発展が成功して暮らしやすい街になったり、街が大きくなることは住民にとっては良いことですが、それは誰かの影の努力や犠牲があります。
そんな思いを巡らせながら参拝させていただきました。
![お稲荷さんもあります](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/unoka/article/00369521/internal_1672479434743.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
本殿奥には山王稲荷と栄利稲荷の2社があります。
大森に来たら山王方面の神社仏閣で初詣に行ってみよう!
大森は乗り換え駅ではないので、こぢんまりとしたイメージがありますが、実は今も昔もはいからでおしゃれでアートな街です。
初詣の帰りに山王や馬込周辺の散策をしてみると意外な歴史の発見とおしゃれな街並みに気づくと思います!お正月は大森の歴史とアートそして他にはない個性的な文化の街を体感してみてくださいね!
成田山圓能寺 施設紹介
名称:成田山圓能寺
所在地:東京都大田区山王1-6-30
アクセス:JR京浜東北線大森駅山王口 徒歩3分
成田山圓能寺公式HP
大森山王日枝神社 施設紹介
名称:大森山王日枝神社
所在地:東京都大田区山王1-6-2
アクセス:JR京浜東北線大森駅山王口 徒歩5分
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