2024年『#盆ジョヴィ』の夏と『#ボンジョヴィ』40周年SNSキャンペーン
KNNポール神田です。
盆踊りに『ボン・ジョヴィ』の楽曲で盛り上がるというSNSの投稿を見て、まさかと思って検索してみると…。
まさかのような映像がたくさんヒットすることとなった。
名付けて 『#盆ジョヴィ』だそうだ!
これは、新たな日本の夏の楽しみ方になっている…しかも圧倒的な人数参加の盆踊りだ。
基本的に、盆踊りは、『ドドンガドン』のリズムのくりかえしで踊るのだ。
さらに、盆踊りのリズムは、『ドドンガドン、(カラカッカ)ドドンガドン(カラカッカ)』の繰り返しで、裏拍もしっかりとはいり、ハネのリズムも入ってくるので、それが大音量で、大人数となると、さらに高揚したトランス状態へと昇華していく。
盆踊りがシンプルであり、誰もが知っている80〜90年楽曲である。つまり誰もが踊れるのだ。
しかも、ボンジョビ楽曲は、盆踊りに、なぜだかとってもフィットしていて高揚感がある。
浴衣に盆踊りなのに『盆ジョビ』という違和感もあいまって、これは新たな日本の夏の風物詩となりえている。
外国人のインバウンド客にとっても世界的なバンドだから、日本の盆踊りなのに、英語曲で踊れるので好評のようだ。
特にSNSでの参加者や目撃者からの投稿がすごい
1984年のデビューで2024年の今年は40周年を迎える、つまり現役世代ではない世代にも浸透しているのは、テレビなどではない、SNSによる新たな展開だ。
『ロックで盆踊りするぞー!』のDJ CELLYの世代を超えたDJが盛り上げる。
『チョチョンがチョン!』の合いの手がフィットするから不思議だ。
2023年も、ボンジョビ盆おどりで『中野』は、盛り上がっていた…。
■本家、ボン・ジョヴィからのメッセージも!
これらの動きに、ボンジョヴィ側もユニバーサルミュージック側も対応が早い。
ボン・ジョヴィからのダイレクトな公認メッセージを贈っているからだ。
デビュー40周年記念のプロモーションとしても、親日家バンドとしてもうまい対応だ。
このムーブメントは、DJ CELLYさんのアクションがSNSに取り上げられ、テレビマスメディアそして、ボンジョヴィ御本人たちにリーチしたことだ。
SNSでの拡散がなければ、このようなムーブメントも起きなかった…。
胸が熱くなる。
いつしか、ボン・ジョヴィが中野駅前に降臨する年が本当にやってくるかもしれないと願う一人になっていた。
■さらに『ボン・ジョヴィ花火大会』も開催される!
ボンジョヴィ花火大会も、この9月10月に開催されるという。
ご本人たちの来日公演ではなく、音楽と花火のイベントである。
お値段もCD込みやTシャツ込みでも興行並みの価格設定であるが、本人の登場ではなく花火と音楽でライセンスできるとなると、今後はいろんな音楽花火イベントも開催が可能となるだろう。
夏のシーズンイベントではない時期でも開催できる。
また、最近では、花火とドローン演出というような仕組みも可能となっている。
ただし、花火は、台風などの天候のみがリスクだが、これもまた、参加者などからのSNSリポートが楽しみとなる。
日本独自の新たなエンターテインメント×SNSで、『新たな文化』が継承されようとしているようだ。