【終活】今やっておくとラク!50代の整理収納アドバイザーがこれからの人生を見据えて手放したもの
人生の折り返し地点を過ぎた50代を目前に迎え、終活を意識し始める年齢になりました。
これからの暮らしでは、身の回りのモノや財産を整理することも重要になります。
この記事では整理収納アドバイザーが、終活を見据えて、実際に手放したものを紹介します。年齢とともに体力や判断力が衰えてしまいますので、自分でできるうちに片づけを進める計画を立てましょう。
1.大型家具
子供が独立し暮らしがサイズダウンしたことで、それまで使っていた大型の家具が不要になりました。
不要になったものを、地域の回収センターに持ちこんで処分しました。
大型家具は処分が面倒だからと、ついそのままにしがちです。
けれども、年齢とともに処分することが大変な作業になります。
体力や気力があるうちに、手放しておくのがおすすめです。
大型家具がなくなると部屋がスッキリして、広く使えるようになるというメリットも生まれます。
2.思い出の品
アルバムや手紙などの思い出の品は、思い出ボックス1個分にまとめました。
筆者の身近で、空き家になった実家を整理した知人に話を伺うと、やはりアルバムなどの思い出の品の整理に悩んだという声がたくさんありました。
そういった声を聞き、かなり厳選して必要最小限に収めました。
思い出の品は本人以外には判断しにくいアイテムの代表です。
残された家族の手を煩わせないためにも、判断力や気力がある今のうちに整理をしておきたいアイテムの一つです。
3.銀行口座
筆者の父がなくなった時に、意外に大変だったことが銀行口座の確認でした。
どんな口座を持っているかを全く知らなかったので、亡くなったあとに確認するのに時間を要しました。
さらに解約時は銀行によって相続人が確定するまで、口座が凍結されることもありました。
解約は想像以上に時間がかかります。
特に窓口対応になる場合は、手続きできる曜日や時間が限られてしまいます。
使っていない口座や不要になった口座がある場合は、今のうちに解約を進めておきましょう。
4.クレジットカード
銀行口座同様、クレジットカードも解約には時間を要します。
筆者は以前はポイ活などで何枚もカードを所有していたのですが、ポイ活をやめそれに伴ってクレジットカードも生活用の1枚に絞りました。
クレジットカードはそれぞれ締日や引き落とし日が違うので、管理に手間がかかることもありましたが、1枚だと管理もぐっとラクになりました。
またポイ活と称した無駄遣いもなくなり、お財布にも優しくなりました。
5.保険
以前は、「なにかあったら不安…」といくつも保険に加入していました。
けれども、父がなくなった時に高額医療制度を利用し、「保険は複数必要ないかも?」と思い、必要な掛け捨て保険のみを残して整理しました。
また、同時に忘れかけていた古い保険等の見直しもしました。
お金に関わるものは、解約時には手間も時間もかかることが多々あるので、多少面倒に感じても判断力がある今のほうが、スムーズに整理が進みます。
体力と気力がある今のうちにできることを!
大型家具から金融資産まで、様々ものを整理することで、これからの暮らしに対する不安が減り心にも空間にも余裕が生まれます。
手間や時間がかかるものだからこそ、今のうちに少しずつ整理を進めておきましょう。
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