サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いています。

今回も都心部からの日帰りサウナ旅行におすすめな温泉施設をご紹介します。

相模原市の「藤野やまなみ温泉」さんです。

小高い丘の上の温泉が平日 17 時以降は 500 円で利用できる

以前紹介した「紅椿の湯」と同じく清流・道志川沿いのエリアにありますが、もう少し川の流れからは離れて相模湖寄りの位置にあります。

【 道志川 】キャンプ・釣りの行き帰りに！清流を見渡す静かな温泉サウナ「紅椿の湯」

タイミング良くも今月にリニューアルしたばかりで、サウナが新品状態でした。ちなみに訪問したのもタイミングの良い時間で、平日 17 時からの夜間割引料金で大人 500 円でした（夜間割引は平日のみ。10〜17 時は 750 円）。

立地的には小高い丘の上にあって、露天風呂からの見晴らしはちょっとした山の上気分です。

廃校になった中学校の敷地跡に建てられたそうです。駐車場の周囲と露天風呂から見える桜の木もその名残なのだとか。

リニューアルしたロウリュサウナのポテンシャルは高い

浴室は週替わりの男女入れ替え制で、この日の男性側はジェットバスとロウリュサウナの「湖の湯」でした。女性側はバブルバスとドライサウナの「森の湯」。どちらも露天風呂・源泉温泉・水風呂ありです。

カランの一部が露天風呂側の窓に向いており、明るくて気持ちがいいです。窓の外の外気浴スペースと、その先にある山々の連なりに目が向いてしまいます。

早速サウナに入ってみると、輝くような木材の真新しさ。横長で L の字型の座席で定員は７人くらいでしょうか。テレビ・BGM は無し。しばらく汗を流しているとスタッフロウリュが始まりました。サウナストーンに１杯注ぐたびにお客さんに熱くないかを確認して、結局リミットの３杯まで・・テンションと湿度が一気に上昇。

今回のリニューアルでは特にサウナに注力したようです。

10 分程度が経過した頃合いでサウナを出ると、すぐ横の水風呂へ・・。壁を背にした半円形で、壁側が岩風呂仕様の作りになっています。深さはそれほどないですが、２人が身体を伸ばせるサイズ。体感で 17 度くらい。頭と背を岩に預けて足を伸ばして水の感触を味わいます。。

この日は結局３セット、存分にサウナと水風呂を頂きました。

春には桜が壮観な露天風呂、源泉湯の「超不感湯」でトリップ

さて、露天風呂に出て外気浴の時間です。温泉の岩風呂が右手、左手に緑の人工芝の空間。人工芝は 10〜12 畳ほどの広さなのですが、肘掛け付きのととのい椅子は４脚。それゆえイスが空くのを少し待ちましたが、ゆったりとした配置がグーです。そして目の前に広がるビューは、ちょうど山の端に隠れんとしている夕陽と夏の雲。次第に色濃くなっていく夕焼けを眺めながらぼんやり・・これは最高ですね。。

そして温泉と外気浴スペースの前には草むらの空間を置いて黒い幹と枝の桜の木々。これは・・春先にまた再訪決定です（笑。

露天風呂のしっとりすべすべ系の温泉に浸かった後に内湯の丸い浴槽の「源泉湯」へ入ってみました。同じ温泉ですがこちらだけシルク湯のように濁っています。湯温は体感で 30 度台の前半、人肌より少しぬるい「不感湯」でした。これもかなり良くて人気のようで少し出待ちしました。浴槽の縁に頭を乗せて無重力・無感覚状態を 20 分ほど堪能。

最後にメインの浴槽のジェットですっきりと目を覚まして（この後、帰りの運転があるので）終了。凝っていた首や肩が温浴効果でフワフワになっていました。

以上、都心エリアから手軽に寄れておすすめな「藤野やまなみ温泉」のレポートでした。桜のシーズンに是非ともまた来ます（笑。

サ飯は行路の津久井湖を少し過ぎた道志みち（R 413）沿いに発見した「ラーメンショップ 津久井店」をご紹介。

「ネギ味噌ラーメン」にライスを付けて、畳の小上がり席で。「うまいラーメンショップ」には珍しく（初めてです）麺の硬さに味の濃さ、油の量を調節してくれます。麺硬めに油少なめにしました。ライスの量が予想以上に多かったですが完食。

ごちそうさまでした（^人^）

どうでもいい余談ですが、この日の最初の目的地は「やまなみ温泉」から車で 10 分足らずの「いやしの湯」さんでした。しかし、道志川がダムの放流の為に立ち入り禁止だった事と、この日の男性側の浴室がスチームサウナで水風呂が無かった事（ここ重要）などから、ササっと１セットだけして急遽「やまなみ温泉」へ向かったのでした・・。

こちらもドライサウナと水風呂側の日を狙ってリベンジしたいです（笑。。