【函館市】寒くて雪のある北海道では自生できないと言われている彼岸花が毎年咲いているそうです!
こちらは「湯川寺(とうせんじ)」です。
「湯川寺」は、函館市電の湯の川電停の近くにある浄土宗のお寺で、函館山に設置されていた三十三観音が境内に遷座されているお寺です。
※1914年の函館山の要塞化に伴って湯川地区に移されたそうです。
こちらで、彼岸花(ひがんばな)が咲いていると聞き見に行ってみました。
彼岸花の原産地は中国大陸で、秋の彼岸(9月)頃に赤い花を咲かせる北海道や東北地方を除く日本全国に分布する花です。
北海道や東北地方で自生したものを見ることができない理由は、彼岸花は寒さに弱いうえに葉が展開した状態で越冬するためで、寒くて雪のある北海道や東北地方では自生できないと言われています。
それにも関わらず「湯川寺」では毎年、秋の彼岸(9月)頃に彼岸花が赤い花を咲かせているそうです。
北海道では珍しいことですので花が咲き始めたと聞き、一目見ようと「湯川寺」を訪れるかたも多くいらっしゃるそうです。
彼岸花が咲いている場所は「湯川寺」の敷地に入って直ぐのところにある駐車場の奥の方の青い戸棚の周辺に生えています。
彼岸花は、開花してから散るまでが早く見頃は2~3日と言われていますが、これから花をつけると思われるものもありましたので、北海道では珍しい彼岸花をまだ楽しむ事ができそうです。
寺院情報
湯川寺
住 所:函館市湯川町3丁目35-10
電話番号:0138-57-6449