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蒼井そらだけじゃなかった!! 韓国を熱狂させる日本の「セクシー女優」たち

慎武宏ライター/スポーツソウル日本版編集長
先日結婚した蒼井そら(写真:アフロ)

韓国で、とあるジャンルの日本女優が人気を博しているという。

『朝鮮日報』が「日本のセクシー女優、韓国ファンミーティング大盛況」(1月9日付)と報じているように、日本のセクシー女優たちが注目を集めているのだ。

「蒼井そら」が検索1位に

例えば、先日セクシー女優の蒼井そらが結婚したが、そのニュースが韓国で報じられると、主要ポータルサイトのリアルタイム検索語ランキングには「蒼井そら」が1位にランクイン。

ネット上には「あなたのおかげで僕の思春期時代は幸せでした」などと興味深いコメントが数多く並び、著名人も反応を示したようだ。

(参考記事:「ご祝儀を贈るのが礼儀」AV女優・蒼井そらの結婚報道に対する韓国人の反応が面白い!!

韓国でファンミーティング

積極的に韓国のファンと交流イベントを行う日本のセクシー女優も少なくない。

前出の『朝鮮日報』の記事によれば、韓国で初めてファンミーティングを行った日本のセクシー女優はめぐりだという。

2015年12月のことで、当時の韓国メディアは「日本のAVスター、めぐり国内で初の“19歳以下禁止”ファンミーティング開催」(『スポーツ京郷』)、「(日本)列島の肉徳、AV女優の誘惑」(『ヘラルドPOP』)などと報じていた。

以降、日本のセクシー女優が韓国で開催したファンミーティングは「10件以上」(『朝鮮日報』)に上るという。

昨年10月にも、三上悠亜が韓国でファンミーティングを開催しており、チケットは前売り分だけで完売したそうだ。三上自身も「今後も(韓国で)たくさん活動したい」と話していたらしい。

(参考記事:韓国でも大人気のAV女優・三上悠亜。2018年の目標はK-POPアイドルデビュー!?

同じく、昨年12月に行われた浜崎真緒のファンミーティングも大盛況のうちに終わったそうだ。

ファンミーティングに限らず、韓国のオンラインゲーム広告や成人映画業界もセクシー女優をキャスティングしたりしている。

さらに、ライブ動画で時給12万円稼いだ芸名“ツナマヨ”というAV女優もいるというのだから、彼女たちの人気ぶりがわかるだろう。

韓国の成人映画は日本によって壊滅!?

それにしても、なぜ日本のセクシー女優が韓国で人気を博しているのだろうか。もしかすると、韓国に同じジャンルの人たちがいないことが影響しているかもしれない。

というのも、韓国でも1990年代までAVが制作されていたが、2000年代に入ってからは壊滅状態に。インターネット網の基盤が拡大し、日本のAVが大流行したのだ。

(参考記事:韓国の“熱血男児”たちに今も支持されている日本のアダルト女優レジェンドたち

その結果、韓国のAV市場と成人映画産業は壊滅的な大打撃を受けてしまったと言われている。

当然のように「青少年の誤った性的好奇心を刺激しかねない、という懸念が韓国国内で持ち上がっている」(『朝鮮日報』)ものの、その勢いは簡単には止められそうにない。

日本のセクシー女優たちは、今後も韓国で活躍の場を広げていくのだろうか。注目してみたい。

ライター/スポーツソウル日本版編集長

1971年4月16日東京都生まれの在日コリアン3世。早稲田大学・大学院スポーツ科学科修了。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞。著書・訳書に『祖国と母国とフットボール』『パク・チソン自伝』『韓流スターたちの真実』など多数。KFA(韓国サッカー協会)、KLPGA(韓国女子プロゴルフ協会)、Kリーグなどの登録メディア。韓国のスポーツ新聞『スポーツソウル』日本版編集長も務めている。

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