自称小学4年生が作ったサイト『どうして解散するんですか?』、やっぱり嘘。NPO法人代表が謝罪
「小学4年生が作った」とのふれこみで安倍政権の解散を問うウェブサイト『どうして解散するんですか?』が、やはり小学4年生ではなく大人が作っていたことが分かりました。
このサイトを仕掛けていたのは、類似ドメインを取得して関係が疑われていたNPO法人『僕らの一歩が日本を変える。』の青木大和(あおきやまと)代表で、青木代表はサイト上と自身のTwitterにて謝罪を表明しています。
青木代表は謝罪のなかで、小学4年生と身分を偽った理由を「僕が小学4年生を自演することで面白いと皆さんに受け止められ、より多くの方を巻き込んだ形で、今回の選挙の意義を語り合うことができるのではないかと考えました」と語っています。
また「今回の行動は僕個人で行ったことであり、どの組織とも一切関係ありません」とNPO法人としての活動ではないことも表明しています。しかしながら、類似ドメインの取得名義や連絡先がNPO法人であるため、「個人としての活動」と認められるかは微妙です。
累計4000万人は勘違いじゃないか?
ただ、ボクが気になるのは謝罪文のなかにある次の文章です。
「累計4000万人近い人」とありますが、もしやサイト上に表示されていたあのカウンターの数字を持ち出してきてはいませんか?
あれはツイート数と関係なくものすごいスピードでカウントされていっているだけなので、実際にサイトを目にした人数はそれほど多くないと思われます。
あの数字を本当の数字と思い込み、「これだけ多くの人が社会のことや政治のことを考えている」と判断するのは危ういですよ。
いや~、それにしても小学4年生じゃなくて良かった。あんなスゴ腕IT小学生がいたら仕事なくなっちゃうよ。