頑張っている女性と結婚したい。ただし、僕から見て「頑張っている」女性と~おみおじリポート(80)~
「見た目と勢い」で恋愛する季節は過ぎた。人生のパートナーには「共感と尊敬」を求めたい
※2022年9月25日追記。片岡さんは仮交際中だった攻めオネット女性にプロポーズして受けていただいたとの報告がありました。彼らの「成婚者の声」はこちらをご覧ください。
※2022年1月16日追記。片岡さんは仮交際中だった攻めオネット女性と真剣交際に入ったとの報告がありました。今年中には婚約の報告が聞けることを楽しみにしています!
※2021年11月26日追記。片岡さんは自動退会日を迎えましたが、仮交際中の攻めオネット女性とやり取りが続いています。彼が良縁を結ぶことを祈りつつ見送りたいと思います。
※2021年10月15日追記。片岡さんは仮交際中の攻めオネット会員女性とのやり取りに集中するため、新たなお見合い申し込みは受け付けていません。ご了承いただき彼が真剣交際に入るのを応援していただければ幸いです。
※2021年8月25日追記。片岡さんへのお見合い申し込みを再開しました。ご希望の方は本記事の文末に記した詳細プロフィールをご覧ください。
※2021年7月17日追記。予想通り、片岡さんには多くの女性からお見合い申し込みをいただきました。「今、連絡を取り合っている方とのやりとりに注力したい」という本人の申し出により、お見合い申し込みを停止させてもらいます。ご了承いただき、彼の成婚退会を一緒に願っていただけると幸いです。
こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
若い頃の恋愛は「相手の見た目と自分の勢い」だけで突っ走ったりしますよね。その直感的な動きが当たっていればいいのですが、付き合ったり結婚したりすると「あれ? 仕事や生活への考え方が全然合わない!」と気づいたり。何度か失敗を重ねると当たり前のことに気づくのです。ともに家庭を築く相手とは、ある程度の共感と尊敬を抱き合う必要がある、と。
51人目の受けオネット会員である片岡謙介さん(仮名、51歳)には離婚のような失敗経験はありません。でも、人生のパートナーにはやはり尊敬を重視しているようです。
「女性の内面に求めることを言語化するのは難しいのですが、あえて言うならば『僕が尊敬できること』ですね。スポーツに打ち込んでいたり、親孝行だったり、意外としっかりしていたり。頑張っていない人は世の中にいないと思いますが、あくまで僕から見て『頑張っている』ことが重要です」
のんびりタイプの私。社内評価は気にしない。顧客からの評価が重要だから
こだわりの強そうな片岡さん自身もなかなかのストイック人生を歩んできたようです。東京の有力私立大学を卒業後、老舗の経営コンサルティング会社に就職。「顧客企業の悪いところを指摘して直すのではなく強みをどんどん伸ばす」という会社方針に共感して、30年近く働き続けています。転職を繰り返す人が多いコンサルティング業界では稀有な例です。
自分の長所と短所はともに「のんびりタイプ」なところだと片岡さんは分析しています。どんなときも悲観的にはならず、自分の中で笑いに変えられるのだそうです。
「プロジェクトによっては厳しい状況に陥ることもありますが、最後の最後は仲間がいるのでなんとかなるだろうと思っているんです。発散できる趣味もあるのでストレスはほぼゼロですね。こんな性格なので、カチッとしている同僚からは変わったヤツだと思われているかもしれません。僕は社内での評価を気にしないようにしています。お客様から評価していただくことが重要ですから」
発散できる趣味とは高校時代から続けているアイスホッケー。毎週、練習に行っています。難易度が高くてハードなスポーツですね。そのおかげもあり、片岡さんは心身ともにタフでいられるのでしょう。自然な笑顔で礼儀正しく話してくれて、ちょっと抜けた感じもあって親しみやすい男性です。
お互いのひとり時間も尊重し合える40代女性との結婚生活を想定
片付けも得意で健康的な一人暮らしを楽しんでいる片岡さん。5年ほど前には結婚相談所に入会して結婚相手を探していました。きっかけは、姉の子である甥っ子をどんどんかわいく感じるようになったことでした。
「自分も子どもが欲しくなり、当初は子どもができる可能性が高い30代の女性との出会いを求めていました。何回か会った人もいますが、お付き合いするには至らないことばかり。僕から断ったことはありません」
50歳を超えた今では、相手と仲良くのんびり過ごせれば、子どもは必ずしもいなくてもよいと思っているそうです。仕事にも趣味にも打ち込んでいる片岡さん。そのため、お互いのひとり時間も尊重し合える自立した40代の女性との出会いを求めています。
気持ちが盛り上がっていない状態でグイグイとはいけない、とも明かす片岡さん。何回も会ううちに徐々に好きになっていくタイプなのだそうです。女性からすると物足りなく感じるかもしれませんね。ここでマチコ先生が口を開きました。
「片岡さんはいわゆる『三高』なのに柔らかくて話しやすい雰囲気です。知的な方が多い攻めオネットの女性たちの支持を集めると思います。お見合い申し込みをしてくれた女性とは、40代に限らずに会ってみてください。違和感がなければ私を通じて連絡先交換をすることをお勧めします。仮交際は複数の女性と並行してかまいません。徐々に好きになっていただいてOKです」
マチコ先生はむしろ攻めオネット女性のほうにアドバイスをする心づもりです。Zoomでのお見合いやデートの際、普段着のような服装で臨んでしまう人もいるとのこと。それでは男性の気持ちを高めにくくなってしまいます。オンラインだからといって気を抜かないことを助言するつもりです。
こだわりはあるけれどケンカが苦手。穏やかでおっとりとした女性と結ばれたい
マチコ先生は年齢以外にも片岡さんが相手に求めるものを細かく知りたいようです。ミスマッチはできるだけ避けたいですからね。まずは外見から。
「美人を求めているわけではありませんが、グラマーよりはやせ型のほうが好みで、歯並びは気になります」
なるほど。片岡さん自身がやせ型で、清潔感がある人なので無理な要求ではありません。内面はどうでしょうか。尊敬できることはさきほど聞きましたが、性格面での相性はどう思いますか?
「僕はケンカが苦手なので、性格的には穏やかでおっとりとした人がいいです。キレイ好きな僕は部屋を勝手に片づけちゃうかもしれませんが、それを自分に対するプレッシャーだと感じない人がいいですね。もちろん、相手に同じ様に片づけてくれることを求めたりはしません」
ここにはマチコ先生が敏感に反応しました。「おっとり」という言葉が耳に引っかかったようです。
「おっとり、ですか……。40代の女性は長く社会にいるのでおっとりはしていられませんよ!」
あのう、僕にもちょっと言わせてください。有能なバリキャリ女性でも、協調的かつマネジメント上手な人はいますよね。しっかりしているのに柔らかい雰囲気だったりします。片岡さんが好きな「おっとり」とはそういうことで、「バカっぽい」とか「ぶりっ子」という意味ではないと思います。
「そんなことはわかってますよ~。もう!」
怒り始めるマチコ先生。面談中なのに軽い言い合いになってしまった僕たちを見て、片岡さんが笑っています。
「面白いことを言っているつもりでも面白くない人は世の中にいますが、お二人は面白いですね!」
ニコニコしているようでちゃんと観察している片岡さん。単なる「いい人」では30年近くも経営コンサルタントは務まりませんよね。自立していて、なおかつ競争的な性格ではない女性とのお見合いを組んであげたいな、と思いました。
※文中の受けオネット会員は仮名です。片岡さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方(=攻めオネット会員になりたい方)はこちらをご覧ください。