【札幌市】すすきののシメに煎茶とぜんざい。日本茶カフェ「市川茶屋」
すすきので飲んだ帰りに立ち寄りたい、日本茶カフェに行ってきました。
2023年5月にビルの一室にオープンした、隠れ家的なお店「市川茶屋」です。
場所は札幌市中央区南4西6、晴ればれビルの地下1階です。
入口からは中の様子が全然見えないけれど大丈夫。いちげんさんでも、にこやかに迎えてもらます。
「川」の字の真ん中が茶葉になっていてかわいい。
店内のキャパシティは15席ほど。カウンターとテーブル席のほか、まったり過ごせそうな小上がり席もあります。
煎茶のメニューはこちら。京都の宇治茶のほか、八女(福岡)や知覧(鹿児島)など、九州のお茶が多めです。
店主の市川さんは20代の若さながら(ちなみにシュッとしたイケメンさんです。プチ情報です。)日本茶の専門家です。市川茶屋をオープンする前には、九州のお茶屋さんで修行していたのだそう。
今回は「煎茶とぜんざいのセット」(1100円)をいただきました。
ぜんざいは八女抹茶とほうじ茶の2種類から、煎茶は6種類から選べます。
お酒派の人にはビールもいろいろあります。
サッポロクラシックもあるけれど、八女茶のクラフトビールなどお茶屋さんらしいメニューに挑戦するのも楽しそう。
さて、ほうじ茶の冷やしぜんざいです。つやつやの深い茶色が美しい。さらりとしたぜんざいで、白玉、わらび餅、小豆あん入りです。
ほうじ茶の風味がしっかり感じられ、甘さはひかえめ。すっきりと心地よい苦味を感じます。
ふっくら炊かれた小豆あんとからめながらいただくと良いバランスです。
今回オーダーしたのは温かい煎茶、知覧茶の「力(りょく)」です。急須を添えてサーブされます。「旨味・甘味が強く、力強い味のお茶」という説明書きのとおり、飲みごたえのあるお茶でした。
今回の知覧茶に限らず温かい煎茶を頼んだ場合は、お茶を飲み終わったら追加でお湯をいただけます。
三煎まで追加できるので、毎回変化していく色味や香り、味わいをじっくり楽しめます。
少し茶葉がほどけた感のある二煎目、さっぱりした渋みを感じられる三煎目もそれぞれおいしくいただきました。
お茶うけのお菓子をいただきながら、ゆっくりと二煎目・三煎目を楽しむのは贅沢な時間です。
玉露・ほうじ茶・抹茶ラテ・複数の茶葉をブレンドしたオリジナルの煎茶などもあります。フィーリングで選ぶのもよし、店主の市川さんに相談するのもよしです。
日本茶に特別くわしくなくても気軽に楽しめる「市川茶屋」。
飲んだシメにはラーメンやパフェもいいけれど、おいしい日本茶&ぜんざいもおすすめです。
市川茶屋(いちかわちゃや)
所在地:札幌市中央区南4条西6丁目8-3晴ればれビル地下1階
営業時間:13:00~23:00 (料理L.O. 22:00 ドリンクL.O. 22:30)
定休日:火曜日
アクセス:地下鉄南北線 「すすきの」駅4番出口より徒歩約5分
札幌市電「資生館小学校前」駅より徒歩約1分
Instagram:@ichikawachaya