Yahoo!ニュース

アイコンと絵文字と、日本のクリエイティブの作法

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
Susan KareによるMacintosh向けアイコン(画像は筆者作成)

Appleはマウスとキーボードで操作するMacintoshを1984年に登場させました。ここで重要となるデザイナーは、ご存じSusan Kare氏。

もともとはアートの教師になるつもりだった彼女は、美術館で働いていた頃、当時のMacintosh OSリードアーキテクトで高校時代の友人だったAndy Hertzfeld氏から連絡を受け、Appleで「Macintosh Artist」の肩書きを得てグラフィカルユーザーインターフェイス、アイコン、フォントなどの設計に携わりました。

2013年の書籍の表紙は、Macでおなじみの「Happy Mac」のアイコン。彼女のウェブサイトでは、日本の木版画風のイラストを手描きした作品もあり、MacPaintのインターフェイスの中に描かれている作品にはにんまりさせられます。

https://kareprints.com/?p=691

この記事は有料です。
松村太郎の「情報通信文化論」のバックナンバーをお申し込みください。

松村太郎の「情報通信文化論」のバックナンバー 2021年8月

税込550(記事1本)

※すでに購入済みの方はログインしてください。

購入についての注意事項を必ずお読みいただき、同意の上ご購入ください。欧州経済領域(EEA)およびイギリスから購入や閲覧ができませんのでご注意ください。
ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

松村太郎の最近の記事