アイコンと絵文字と、日本のクリエイティブの作法
Appleはマウスとキーボードで操作するMacintoshを1984年に登場させました。ここで重要となるデザイナーは、ご存じSusan Kare氏。
もともとはアートの教師になるつもりだった彼女は、美術館で働いていた頃、当時のMacintosh OSリードアーキテクトで高校時代の友人だったAndy Hertzfeld氏から連絡を受け、Appleで「Macintosh Artist」の肩書きを得てグラフィカルユーザーインターフェイス、アイコン、フォントなどの設計に携わりました。
2013年の書籍の表紙は、Macでおなじみの「Happy Mac」のアイコン。彼女のウェブサイトでは、日本の木版画風のイラストを手描きした作品もあり、MacPaintのインターフェイスの中に描かれている作品にはにんまりさせられます。
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