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【宮城県 東松島市】下を向いてみれば丸い芸術作品 -ご当地マンホール- [矢本地区]

Molly Chibaフリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

疲れたときや元気がないときは、上を向いてみると背筋が自然と伸びて、ちょっぴり気分がすっきりする。じゃあ逆に下を向いたら、気分は落ち込むのかというと、案外そうじゃない。

下を向いてみれば、芸術作品を見つけることだってできる。

宮城県東松島市の矢本地区には、航空自衛隊の大きな訓練施設「航空自衛隊松島基地」があり、同地区の歩道にはブルーインパルスが描かれた丸い芸術作品「マンホール」が点在している。

マンホールは青い空に4機のブルーインパルスが飛んでいるデザインの他に、2023年には新しいデザインが登場。

そのデザインは、ブルーインパルスが「カラフルなヒコーキ雲(カラースモーク)」を出している姿。これは、2021年夏に開幕された「東京オリンピック2020」の聖火が松島基地に到着した際に、ブルーインパルスがカラースモークを出してお迎えした様子を描いたもの。

先に登場している4機のブルーインパルスのマンホールは「JR矢本(やもと)」駅前から、松島基地方向に走る「ブルーインパルス通り」にポツリ、ポツリ。

じゃあ、新しいカラースモークのマンホールは、一体どこだろうとJR矢本駅前周辺の地面を、どこだどこだと目を見開いてぐるりと探ってみる。まるでマンホール探検隊のようにして時間を過ごすのも、これが結構面白い!(※ぜひ皆さんも探してみよう)

上を見るのもいいけれど、たまに下を向いてみれば大発見があるぞ。

そして本物のマンホール以外にも、近年ジワジワと人気が出てきている「マンホールカード」にもブルーインパルスが登場。矢本駅前の「東松島あんてなしょっぷ まちんど」で配布中だ。(※マンホールカード配布は2024年1月時点の情報)

青い空をキャンバスにして、人々にメッセージを届けてくれるブルーインパルスは、かっこいい。

だけど、マンホールになっても、やっぱりかっこいいぞ!

名称:ご当地マンホール(ブルーインパルス)
住所:宮城県東松島市矢本地区周辺 ※JR矢本駅前周辺

フリーランスライター(東松島市・宮城郡・塩竈市)

Molly Chiba|日本出身|2022年2月からフリーランスのライターとして独立。日本と英国を拠点に活動中。日本国内の地域ニュースやコラムのほかに、日・英のサッカーに関するコラムを『Football Tribe Japan』に執筆中。2024年8月の「地域クリエイターMVA(Most Valuable Article)」を受賞。珈琲と自然と動物が好きです。

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