” 旅好きナース ” が教える 海外旅行中の体調管理で気を付けるべきこと
みなさん、こんにちは。
旅好きナースのyukaです。
海外旅行はとっても楽しい!ですが、とっても疲れますよね。
せっかくの楽しい旅行中に体調を崩してしまっては元も子もない...。
なので私は徹底的に体調管理に気をつけています。
では具体的にどんなことをやっているか、医療者としての立場も踏まえながらシェアさせていただきます。
ーまず前提として、なぜ海外旅行は疲れるのか?
・普段と違う環境の変化(言語の違い、ホテル生活)→ストレス疲労
・長距離移動がある(活性酸素が増える)→免疫力の低下
・歩数がやたらと増える→足腰の疲労
・外食続き→胃腸の疲労
・時差、睡眠不足→体力回復がしづらい
上記の理由から、海外旅行中は体調を崩しやすい環境下になります。
一番大事なのは、それを十分に理解すること、自分の体力を過信しないこと。
それを踏まえて、次に具体的な体調管理の方法をお伝えしていきます。
ー体調を万全にするためにやっていること
1.睡眠時間を確保する
海外旅行中はどうしてもあれもこれも...!と欲張ってタイトなスケジュールにしがちです。私もまさにそのひとり...。
ですが、睡眠時間は最低でも5時間半〜6時間は確保するようにしています。
睡眠不足は翌日に支障が出ます。なのでその日の疲れはその日のうちに取るように心がけましょう。睡眠は体力を回復させるのに一番有効です。
2.水分をこまめに摂る
海外旅行中に限らず国内旅行でもそうだと思いますが、旅行中は普段より水分を摂れているようで摂れていません。
基本的に1日中観光することが多いと思うので、水分を摂るタイミングを忘れてしまうんですよね。
水分を摂らないと脱水になったり、体がむくみやすくなります。ただでさえいつも以上に歩くので、特に足はむくみやすいです。
それを回避するために、手持ちのバッグに必ず水などのペットボトルを常時入れておきましょう。普段から飲み慣れている日本茶がいい場合は日本から持っていくのがおすすめです。
アジアなど日本茶を売っている国もあるかとは思いますが、探すのに苦労します。行きは荷物になりますが、帰りにはなくなっているのでそこまで負担にはなりません。
3.サプリや常備薬を持っていく
もしも体調を崩してしまった場合には、普段から飲み慣れている常備薬を使いましょう。もちろん海外の薬局に薬はたくさんありますが、現地の言葉で表記されているのでどれが何に効くのか分かりづらいのと、店員に聞いても本当に合っているのか不安だったりします。
そして海外製のものは日本製のものより成分が強いことが多いです。なぜなら日本人に比べて欧米人は体格が大きいので、そのため有効成分が多く含有されており、錠剤自体も大きく飲みにくかったりします。
なので普段から頭痛持ちの方、お腹を壊しやすい方などは必ず常備薬を持参してください。
とはいえ、もちろん体調を崩さないのがいちばんなので、私は免疫力を上げるサプリを常備しています。
普段からマルチビタミンミネラルサプリは摂っているのと、必要に応じて他のものも足しています。
海外旅行中は免疫力が落ちやすいので、いつも以上にしっかりとサプリを摂って免疫力を上げることを意識しています。コロナ期間中、まだ帰国時にPCR検査が必要だった時は絶対コロナにかかるものか!と徹底的に体調管理に気をつけていました。
4.ローカルすぎる食べ物は避ける、お水は買う
市場など路上で売っている食べ物は安全なのか、よく見極めてから食べるようにしましょう。現地の人が食べていても観光客があまりいなさそうなお店や、衛生的に大丈夫なのか?というお店は避けるようにしています。
またお水に関しては、日本の軟水と違い、硬水の国が多いです。硬水は軟水よりもマグネシウムが多く含まれているので、お腹がゆるくなりやすいです。
また、飲食店で飲み物を頼んだ時にコップに入った氷が原因でお腹を壊すこともあります。心配な方は店員さんに氷なしで、と伝えましょう。
ーまとめ
みなさんいかがでしたか?
自分は大丈夫!と過信せず、いつも以上に体調に気をつけて、行ってから帰ってくるまで終始楽しい旅にしましょう。ちょっとした気の緩みは大敵です。
みなさんが少しでも安心して海外旅行を楽しめますように!