つくば市立中央公園の一角にある「さくら民家園」。場所は中央公園の北2駐車場寄りの場所にあります。

研究学園都市の「開発と伝統の調和のシンボル」として、桜村が住宅都市整備公団に委託して建設されたさくら民家園。

さくら民家園の主屋は、桜村上大角豆の旧横田家住宅をこの場所に移築したものとのこと。現在の場所に移築されたのは昭和60年だそうですが、もともと建てられたのはなんと18世紀末、元号でいうと江戸寛政の時代とされているそうです。つまり今から220年以上も前に建てられたということですね！

さくら民家園は、この地方の典型的な農家建築とのことですが、移築するときに初期の形に復元しながらも、茶室および土間を整備したそうです。

以前は内部の見学ができたそうなのですが、茅葺屋根部分などの老朽化のため、2023年11月から中には入れないようになりました(詳しくはこちらのページをご覧ください)。

筆者がさくら民家園を訪れたとき(2024年2月)、園内はちょうど梅が咲き始めていました。古民家と梅がなんとも素敵な雰囲気です。満開の頃にはもっと素敵な雰囲気になっているのではないかと思います。

さくら民家園は毎週水曜日は休園となりますが、入場は無料となっています。近くを通った際などにはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

【さくら民家園】
・住所：つくば市吾妻2丁目7番地5
・開園時間：9時30分〜16時30分
・休園日：毎週水曜日(祝日の時は次の平日)、年末年始(12月28日〜1月4日)、その他臨時休園日
※2023年11月1日から建物の利用停止となっています(外からの見学のみ可能です)。詳しくはこちら。