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【京都市伏見区】ふわとろ食感のたこ焼きを熟練の職人が焼き上げる墨染の人気店

松田洋平ライター(京都市)

伏見区の墨染で20年以上営業されている「明石播磨水産 墨染店」をご紹介します。

開店時間に合わせて焼き上げられたたこ焼きが、あっという間に無くなるほどの人気店です。

たこ焼きの種類は「外カリ中とろ派」と「外ふわ中とろ派」にわかれますが、同店のたこ焼きは後者。外がふんわり、中がとろっとした焼き上がりが特徴です。

お店の外観

京阪・墨染駅から藤森神社や京都教育大学に続く道の角にお店があります。(セブン-イレブンの向かい側です)

京阪電車・墨染駅から北へ徒歩3分
京阪電車・墨染駅から北へ徒歩3分

[「明石播磨水産 墨染店」の外観
[「明石播磨水産 墨染店」の外観

外壁にはおすすめのメニューが書かれた手作りポスターが目立っており、お店の前を通るとついつい立ち寄ってしまいます。

外壁に貼られた手作りポスター
外壁に貼られた手作りポスター

店内のようす

お店に入るとすぐ目の前でたこ焼きが焼かれており、「らっしゃい!」と威勢の良い声で迎えられます。

お店の入口
お店の入口

美味しさの秘密は特製の生地やソース、おおぶりのタコだけではありません。

同店では鉄板に比べて熱の伝導率が高い特注の銅板が採用されており、わずか7〜8分で焼き上げられるそうです。

その反面、銅板での調理には高い技術力が必要で、ふわとろ食感を出せるのは熟練の職人だからこそ。

「同じ材料、同じ器具を使っても技術がないと絶対にこの味は出せないですよ」と店主は誇らしげに言います。

特注の銅板を採用
特注の銅板を採用

たこ焼きはソースの番号と個数を伝えて注文。レジの上には計算しやすいように値段早見表も用意されています。複数注文の時に重宝します。

ソースの種類と値段早見表
ソースの種類と値段早見表

常連のお客さんが「3番を2つ」といった感じでテキパキと注文を済まされるのが印象的です。

メニューはお店の外にも貼り出されているので、あらかじめ注文を決めておくとスムーズ。

以前は店内に飲食スペースがありましたが、現在はテイクアウトのみの営業です。

おすすめのメニュー

メニューはたこ焼き(8個入り 480円)と焼きそば(普通 600円・大盛り 820円)の2種類ですが、ソースの豊富なラインナップが特徴的。

たこ焼き

たこ焼きのソースは9種類あり、圧倒的な一番人気はソースマヨで注文の約50%を占めるそうです。

一番人気のソースマヨ
一番人気のソースマヨ

新登場の濃厚ソースマヨやカレーマヨも人気で、早くもリピーターが続出しているようです。

「全般的にマヨ系の人気が高いですね」と店主。

ですが、わたしのおすすめは、あえてソースを付けない注文です。

ソースなしもおすすめ
ソースなしもおすすめ

口の中に入れると“ふわっふわ”の食感。口を動かすごとに、だしの効いた生地がとろっと口いっぱいに広がっていくのを純粋に感じることができます。

さらに、おおぶりのタコからはじゅわっと旨味が出て来て、美味しさが倍増です。

自宅で食べる場合は途中でポン酢や醤油、マヨネーズを付けて味変を楽しめるメリットもあります。

ポン酢で食べても美味しい
ポン酢で食べても美味しい

ちなみに、テイクアウト用のパッケージには蒸気を逃すための穴が開けられており、少しでも美味しく食べられる工夫がされています。

パッケージに開けられた穴
パッケージに開けられた穴

焼きそば

焼きそばはソース味とスパイシーカレー味から選べます。

コシのあるもちもち太麺が特徴です。ボリュームがあるので焼きそばだけで満腹になるほど。

ボリューム満点の焼きそば
ボリューム満点の焼きそば

さらに、焼きそばに使われている「バームクーヘン豚(近江ブランド豚「藏尾ポーク」)」が贅沢な気持ちにさせてくれます。なんとも豪勢な焼きそばです。

「バームクーヘン豚」が入っている
「バームクーヘン豚」が入っている

職人さんが焼くたこ焼きを、ぜひ

小腹が空いた時というより、しっかり1食として食べたい時にもおすすめのたこ焼き屋さんです。職人さんが焼くたこ焼きをぜひ堪能してください。

お店の情報

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明石播磨水産 墨染本店
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住所   |京都市伏見区深草北新町626-6
電話番号 |075-645-8333
営業時間 |11:30〜19:45
定休日  |月曜日

ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

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