【鶴ヶ島市】食育にも! お米屋さんのお米をいつもの食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
まだまだコロナ禍で、ご自宅での食事を基本にしていらっしゃる方も多いと思いますが、毎日の食卓に欠かせないお米を、いつもよりこだわりを持って選ぶと食事が楽しくなると思いませんか?
今回は、お米のプロであるお米屋さんに、お話を伺って来ました!
今回お話を伺ったのは、鶴ヶ島市下新田にある「鶴ヶ島の米屋 鈴木屋米穀店」。
創業約35年の昔ながらのお米屋さんです。
お店は、北市民センターの向かいにあります。
全国各地のお米を取り扱っていて、お米は玄米の状態で販売されています。
1kgから購入することができ、こちらでは、購入してから精米をしてくださるので、いつでも新鮮なお米を購入することができます。
お米は鮮度が命で、おいしく食べるためには精米から1か月ほど、気温が高くなるこれからの季節はもう少し早めに食べ切るのが良いそうです。
普段目にするのは、すでに精米された状態の白いお米がほとんどだと思いますが、玄米の状態や精米の様子も見ることができるのは、お米屋さんでお米を購入する魅力の一つです。
玄米30kgをまとめて購入すると、10kg100円でお店の精米機をお借りすることができるとのこと。
気に入ったお米がある方やご家族が多い方は、まとめ買いをすると割安で購入することができます。
お米の選び方はそれぞれの好みによるそうですが、それぞれお米には特徴があるので、好みの特徴や予算を伝えるとお店の方もおすすめしやすくなると思います。
味で言えば、お米屋さんの目から見ても、「魚沼産こしひかり」はピカイチなのだとか。
最近よく耳にする「山形県産つや姫」も、お米屋さんも納得のおいしいお米だそうです。値段はその年によって変動するとのこと。
スーパーではあまり見かけなくなったものの根強い人気の「宮城県産 ササニシキ」や、毎年発表される「味の食味ランキング」で、令和3年度の県西地区産のものが最高ランクの特Aを獲得した「埼玉県産 彩のきずな」も、こちらでは購入することができます。
無農薬で育てられた、めずらしいお米も販売されています。
無農薬栽培の方法の一つに、水田に放したカモに害虫を食べてもらい、農薬を使用せずに栽培するというものがあるそうです。
安心・安全にお米を育てるには、手間ひまが掛けられているというお話が伺えるのも、お米屋さんならではです。
5kg以上の購入で、お店から車で10分程の範囲であれば無料で配達もしてくださるとのこと。
小さなお子様がいるご家庭や、ご高齢の方にとっても、重たいお米を配達してくださるのはありがたいですよね。
また、鶴ヶ島市や近隣の地域が対象の地域密着型のデリバリーサイト「鶴デリ」からも注文ができ、配達をしてくださるとのことです。
お米以外にも通年、灯油の販売も行っていて、こちらも量や場所によって配達をしてくださるとのことでした。
お店にはその他、もち米や、お赤飯に欠かせない「ささげ」、これからの季節やストックにぴったりな「(株)ハクバク」の乾麺等が販売されています。
この乾麺は限られたお米屋さん等でしか販売されていないめずらしいもので、実は、県外育ちの筆者が幼い頃から食べていたものなのですが、市内に住み始めてから見かけるのは初めてだったので、見つけた時は衝撃でした!
坂戸市千代田に本店のある「トシノコーヒー」とのコラボ商品もありました。
味のあるパッケージがとてもかわいいですね。
世界情勢が不安定な今、100%に近い自給率のお米は、日本にとって改めて重要な存在だと感じます。
食の多様化が進む中、これからの社会を生きていく子供達には、お米をもっと身近に感じてもらいたいですよね。
お店には、夏休みに子供達が自由研究で訪れることもあるそうで、お米屋さんでお米を購入すること自体が食育の一つとも言えそうです。
お店でお菓子も販売されているのは、北市民センターの目の前という立地ということもあり、来店する子供達のためなのだそうです。
子育て世代でもある店主さんご夫妻の温かなお店の雰囲気も素敵な「鶴ヶ島の米屋 鈴木屋米穀店」に、みなさんもお出掛けになられてみてはいかがでしょうか?
Twitterでは、お店の情報等を随時発信されているので、そちらも併せてご確認ください。
【店舗情報】
住所:埼玉県鶴ヶ島市下新田576-13
電話番号:049-285-1583
営業時間:9:00〜18:30(配達は17:00まで)
定休日:日曜日