無料配布!!5月28日、病気やケガで毛髪を失ったかたのためのケア帽子がアクタ西宮で受け取れる
Yahoo!ニュースエキスパート
西宮担当の伊勢上雅世です。
今回ご紹介するのは、【がん患者会 はまなすの会】さん主催の
ケア帽子の無料提供のご案内です。
*このケア帽子はがん治療やケガで毛髪を失ったかた限定です。
はまなすの会とは
はまなすの会とは、西播磨地区で活動しているがん患者会の団体です。
代表の太田直美さんにお話をうかがうことができました。
太田さんは元看護師で、白血病に罹患し骨髄移植もしたそうです。
たつの市民病院で長年勤務され、
また兵庫県がんピアサポーターとしても幅広く活動されています。
さまざまな方面から、がん患者さんを支える頼もしい助っ人です。
がんの悩みは誰にでも話せるものではない
看護師さんでさえ、がんに罹患した時はとても不安だったそうです。
「不安を抱えているがん患者さんが、安心して悩みを打ち明けたり
相談できる場所を作りたい」
という想いで設立したのが【はまなすの会】です。
実は太田さん、2022年の定年退職を機にご実家を改装され
常設の患者会【はまなすの家】を作られました。
ケア帽子の配布
さまざまな活動をされているそうですが
この「ケア帽子の無料配布」も活動の一つ。
多くの方々から寄付された生地を使って一つ一つ丁寧に作られています。
帽子の素材は、お肌にやさしい綿のてぬぐいやガーゼ、タオル地のほか
正絹(しょうけん)の着物を使ったものもたくさんあるそうです。
ケア帽子の特徴
ケア帽子の特徴
①丈、幅ともに大きめで、締め付けないゆったりサイズ。
②タオル地の端や縫い目等、硬い部分が極力当たらない設計。
③ゴムで自己調整できる。
*ゴムは細い平ゴムを部分的に使っており、くい込みにくい設計。
④裏地にはガーゼややわらかい綿素材を使用。
ご自身の経験から、細部にまでこだわったやさしいケア帽子です。
なお、脱毛期は短い毛が生地入り込むので、タオル地の帽子は不向きなのだとか。
当日は、太田さんが来場されますので
「何か不安があるかたは相談してくださいね。」とのこと。
一つ一つ手作り
【はまなすの会】さんの活動は、ボランティアさん達の支えで成り立っています。
また、多くのボランティアさん達にとっても
誰かの役に立つということで
大きな生きる喜びになっているようです。
リクエストがあれば、また西宮に
この【ケア帽子の無料配布】の活動は、西播磨地区を中心に
県内各地で開催されています。
西宮は今回がはじめてで、今後の予定はまだないそうですが
リクエストがあれば、また来てくださるそうですよ。
当日は、どんな色、柄の帽子が用意されているのか、楽しみですね。
わになーれ
今回会場となるのは、アクタ西宮東館2F
CO-OP住居関連用品・衣料品売り場の奥にある
「コープのつどい場 わになーれ」です。
少し奥まった場所になるので、あまり人目を気にせずお話できそうですね。
キッズスペースのようなところもあるので、
小さいお子さま連れのかたも安心です。
必要なかたがおられましたら、
ぜひご紹介してあげてくださいね。
開催場所:アクタ西宮東館 CO-OP食彩館 2階 わになーれ
開催日時:2024年5月28日(火)10:00~17:00
問い合わせ先:がん患者会 はまなすの会事務局
住所:兵庫県揖保郡太子町米田172‐1
電話:079-277-2764
はまなすの家