iPhone 16シリーズ 発売後に判明した5つの真実
iPhone 16シリーズが発売され、ユーザーの手に渡ることで、様々な事実が明らかになってきました。反射防止レンズコーティングの謎、カメラ性能の評価、そしてデザインの細部に至るまで、見逃せないポイントを5つに厳選してご紹介します。
iPhone 16 Proのベゼルは非対称?
Appleが公開したアクセサリーガイドラインによると、iPhone 16 Proのベゼルは上下と左右で幅が異なることが判明しました。
iPhone 16とiPhone 16 Plusは2.275mm、iPhone 16 Pro Maxは1.36mmのベゼルを採用しているのに対し、iPhone 16 Proは上下で1.41mm、左右で1.44mmと、わずかながら非対称になっています。
反射防止レンズコーティングの謎
一時、iPhone 16シリーズのカメラレンズから反射防止コーティングが削除されたと話題になりましたが、ジャーナリストの松村太郎氏の取材により、すべてのカメラにフレア低減のための反射防止コーティングが施されていることが確認されました。Appleによる表記の曖昧さを改善するための措置だったのかもしれません。
DxOMarkによるカメラ評価は?
カメラ性能評価サイトDxOMarkは、iPhone 16 Pro Maxのカメラを高く評価しています。動画評価では1位を獲得したものの、写真評価は7位と、Google Pixel 9に及ばない結果となりました。総合カメラ評価では、Huawei Pura 70 Ultra、Google Pixel 9 Pro XL、Honor Magic6 Proに次ぐ4位となっています。
イメージセンサーはソニー製
iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxに搭載されているカメラのイメージセンサーは、すべてソニー製であることが明らかになりました。Fusionカメラには、iPhone 15 ProのIX633からIMX972に変更されています。
iPhone 16 Pro Maxのスピーカー音量は?
iPhone 16 Pro Maxのスピーカーは、iPhone 15 Pro Maxよりもわずかに音量が小さいという検証結果が出ています。iClassifiedの計測によると、底面スピーカーの音量は1.2dBA、本体を横向きにした場合は1.0dBA低いとのこと。スピーカーが大型化しているにもかかわらず、音量が比例していない点は興味深いところです。
他にも高速充電の謎、机に置いた時の安定性、カメラコントロールの操作方法などの小ネタがある。またiPhone 16 Proのカメラで撮影した写真の作例、iOS 18の隠れた新機能などもあわせて参考にしてください。