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【犬のしつけ】それ、しつけじゃない【犬の飼い方】

「このしつけ頑張ってます!」

とやった気になってても、実はしつけじゃないかもしれません!

ごはん前の「マテ」

ごはん前の「マテ」はマテではなく

〈おあずけ〉

になっています。

おあずけをさせる目的はなんですか?

お行儀の為ならオスワリができたら充分ではないですか?

食事は生活の中でとても楽しみな時間です。

その時間がストレスでいっぱいになるおあずけはしつけではなくいじわるです。

無視

「噛んだらしたら無視しましょう」

「吠えたら無視しましょう」

「○○したら無視しましょう」説!

聞いたことはないでしょうか?

確かに無視が必要な時もあります。

でも、無視は罰です!

だって無視されたら傷つきませんか?

罰を下す前に教えてあげられたか

振り返りましょう。

教えることを省いて罰だけ下していませんか?

言葉だけで教えようとする

「伝えた」ことが大切ではなく

「伝わった」ことが大切!

こんな言葉を聞いたことはないですか?

私達は言葉が使えるので、無意識に言葉で伝えようとしがちです!

それが犬猫さん達には・・・ ものすごーーくわかりづらいです!

知らない外国語と同じです。

わからないのにしつこくその言語で話しかけてこられたら、、

私ならその人は無視しますねー。笑

嫌なことを我慢させる

「いかなる時でも噛んではいけない」

「嫌なことも大人しくしなさい」

ダメなことはダメ、とわからせたい。

その気持ちはわかります。

でも噛んだり、暴れたりは

「やめて」

「怖い」

の意思表示であることがほとんどです。

噛むか暴れるかでしか伝えられないからそうするんです。 

私達にできるのは嫌なことを減らす努力することです!

無理に慣らそうとする

「わんちゃんと仲良くしなさい」

→ドッグランにつっこんでみる

→無理に挨拶に向かわせる

「お客さんに愛想良くしなさい」

→お客さんに無理に近づける

→抱っこしてもらう

犬猫の気持ちはついてきてますか?

慣れたいのは誰ですか?

慣らしたい一心で慣らすつもりがただ刺激にさらしているだけ、になっていることも。。

まとめ

名付けてやったつもりしつけ

やっちゃってませんでしたか?

「しつけ」の名の下、無意味や逆効果なしつけ(?)をよく目にします。

やってあげたい気持ちはわかります。

でもそれが本当に意味があって、そしてわが子に合うものなのか立ち止まって考えて頂けると嬉しいです。

《叱らずほめる!愛犬の育て方》教えます! 世界基準のドッグトレーナー資格CPDT-KAと愛玩動物看護師の国家資格を持つ、犬猫育てのスペシャリストです。 動物病院での経験10年以上、犬猫育てスクールを立ち上げて5年目のプロが〈しつけ〉〈食事〉〈お手入れ〉などわんにゃんとのさらに楽しく、仲良しな生活をサポート! フォロワー1万人以上のInstagramでも情報配信中。

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