光熱費や日用品など、生活に密着した様々なものが値上がりしていますよね。
なかでも毎日の食卓に欠かせない野菜価格の高騰は、家計を直撃し、頭を悩ませている方が多いのではないでしょうか。

そんな皆さんに朗報です。

2024年5月31日、訳あり野菜を激安販売する青果店『べジブル水草団地店』が、名古屋市北区にオープンしました。
今回オープンしたべジブル水草団地店は三好店、小牧店に続き、ベジブル三店舗目です。
名古屋市内では初出店で、テレビでも取り上げられ話題となっています。
さっそく行ってきましたので、ご紹介します。

訳あり野菜がずらり

トマトや、キュウリ、ニンジン、ジャガイモなど壁に沿ってコの字型に陳列されています。
例えば、トマトは一盛り200円。
値段・産地とともに「キズ、傷み」と表記がされていました。
ほうれん草やキャベツなどは葉先が少し枯れていたり、黄変しているものもありました。
他の野菜も、玉ねぎ一袋100円、アスパラ2束100円など、一般的なスーパーの半額か、それ以下ではないでしょうか。
確かに形は不格好だったり、大きさがバラバラだったり、傷みやキズが入っていたりしますが、この価格には驚きです。
それぞれの商品には、黒ずみ、割れ、一部溶け、余剰など、訳ありの理由がきちんと書いてありましたので、傷んでいる部分を取り除いて使う、ソースに加工して使うなど工夫すれば、あらかじめ納得して購入することができそうです。

中央にはレタスが山盛り。なんと100円で詰め放題でした！（写真を撮っているうちに、すぐになくなっていました）

リンゴやオレンジ、パイナップル、スイカなど果物もありました。

物価高の昨今では、ちょっと贅沢品ともいえるフルーツ。 手が出しやすい価格が嬉しいですね。
店内はほぼ一方通行で皆さん迷いなくポンポン購入され、商品がどんどん減っていきます。
かごに山盛り購入されている方もたくさんいらっしゃいました。

本当にお買い得なのか？実際に購入してみた！

実際に購入してみました。戦利品がこちら。

• エノキ　3個　100円　（余剰）
• キュウリ　4本　120円　（正品）
• ししとう　2パック　50円　（キズ）
• 大葉　50枚　100円　（余剰）
• リンゴ　1個　70円　（キズ）
• グレープフルーツ　3個150円　（キズ）

なんと、これだけ買って合計590円！スゴイ！！

ただ、いくら安くても訳あり＝「安物買いの銭失い」にならないかしら…という心配がありました。中身を確かめなければ！

【結果】

グレープフルーツ、水分たっぷり瑞々しくておいしかったです。
ししとう、小さなキズはありますが、気になりません。全体的には張りがあってツヤツヤ。
2パック全て煮びたしにして、ぺろりとなくなりました。
リンゴ、キズの部分を削ったら、全然分かりません。シャキシャキでおいしくいただきました。

どれも「キズあり」とされていたものですが、個人的には問題ありませんでした！
また正品とされていたキュウリはもちろん、余剰が理由のエノキ、大葉は普通に販売されているものと全く違いがありませんでした。
とてもお買い得でした！

激安の理由

べジブルのスローガンは「なくそう！フードロス！」

規格外品や、キズ、期限間近、過剰在庫など、廃棄されるはずのものを企業や生産者などから格安で買い取り、消費者へ販売することで、社会課題であるフードロスの削減に取り組んでいます。

こうした取り組みの課題の一つには、物流の問題があると言われますが、スタッフの方によるとべジブルでは自己所有のトラックがあるため、スピーディに自社で引き取ることができるのだとか。

大量でも買い取り、売り手側に負担をかけない分、安く仕入れることができるようです。

この日、レジ前にはいよいよ廃棄間近！といったネギや、バナナが無料で配布されており、フードロス削減に対するこだわりを感じました。

その時々で仕入れ状況は変わりますし、自分でしっかり目利きをする必要はありますが、価格の安さは群を抜いています。

フードロス削減に取り組む『べジブル水草団地店』、しっかり”激安の訳”を見極めて、賢くお値打ちにお買い物してみてはいかがでしょうか。

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