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3番キャッチャーのカン・ベクホが4号先制ソロ 今季3度目の先発マスク<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
カン・ベクホ(右、写真:kt wiz)

11日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

NCダイノス-KTウィズ(チャンウォン)は延長10回裏、NCがクォン・ヒドンのタイムリーで8-7としてサヨナラ勝ちした。

この試合でKTは3番のカン・ベクホ(24)が1回表にライトへ豪快な先制ソロ。5回には犠飛で2打点目を挙げた。カン・ベクホのこの日のポジションはキャッチャー。今季6試合目のマスクで先発出場は3試合目だった。

カン・ベクホはソウル高校当時に投手と捕手を務め、日本と対戦したU18ワールドカップでも3番捕手で出場した。しかし2018年のプロ入り後はライト、ファーストが主なポジションとなった。

KTの正捕手は34歳のチャン・ソンウ。一塁には37歳のパク・ピョンホがいる。そして外野には、かつて大活躍を見せたメル・ロハス・ジュニア(33歳、元阪神)が復帰した。

この3人とカン・ベクホを加えた強打者4人を同時出場させる中でカン・ベクホを捕手に、いずれかを指名打者起用するプランが生まれている。

映像:KBOハイライト 4月11日 NC-KT(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇4月11日(木)の結果

・トゥサン 0 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:リュ ヒョンジン

 敗:ブランドン

・SSG 2 - 5 キウム(インチョン)

 勝:ハ ヨンミン

 敗:エリアス

・KIA 8 - 4 LG(クァンジュ)

 勝:クロウ

 敗:イム チャンギュ

・ロッテ 0 - 4 サムスン(プサン)

 勝:レイエス

 敗:イ インボク

・NC 8 - 7 KT(チャンウォン)

 勝:イ ヨンチャン

 敗:パク シヨン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「デビッドソン登録抹消」

NCのマット・デビッドソン(元広島)が左ひじ痛で登録抹消。デビッドソンは14試合すべてに4番で出場し、打率3割4分、2本塁打、8打点を記録していた。

(関連記事:元広島デビッドソン、2失策のあとに一発と適時打で挽回 チームは3連勝で単独首位に

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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