【富士宮市】旬の野菜が愉しめるてんざるそば!週末は売切になるほどの人気店『内房農林産物直売所』
富士宮市内でも西端の清水寄り、52号線沿いにある『内房農林産物直売所』では季節の地場産野菜の販売の他に、食堂で手打ちそばを食べることができます。
この手打ちそばがうまいと噂で、休日になるとお客さんが多く、時間前に完売になることもしばしば。知る人ぞ知る隠れたそばの名店です。
今回は休日の食堂営業時間(11:00)に合わせて来てみましたが、すでに車が沢山停まっていました。
そばのメニューは『天ざるそば(¥900)』、『もりそば(¥770)』、『天かけそば(¥950)』、『かけそば(¥820)』の4種類です。
レジ前にはいろいろな種類のお惣菜が並んでいて、ほとんどが108円です。おそばだけでは物足りないと感じる方は、お惣菜を買って食堂で一緒に食べることもできます。
人気の手打ちそばは北海道産のそば粉を使い、直売所にて丁寧に手打ちしてしているのだそう。その日その日で変わる旬の野菜5種類を盛り合わせた天ぷらも人気だということで、今回は『天ざるそば』を注文し、お惣菜を3種類購入しました。
食堂はセルフサービスでお茶、お水、麦茶が用意されています。席は全部で15人ほどかけられます。
購入したお惣菜は、『豚肉とささみの揚げ物』、『しそ味噌巻き』、『しいたけの佃煮』で、すべて108円です。
『しいたけの佃煮』は肉厚のしいたけを噛むとダシの効いた煮汁が染み出し、食欲がそそられます。
『しそ味噌巻き』は昔おばあちゃんちで食べた味にそっくり。白いご飯が欲しくなります。
『豚肉とささみの揚げ物』は柔らかく、野菜だけでは物足りない方におすすめです。
一通り惣菜の味を楽しんでいると、『天ざるそば』をおばちゃんが運んで来てくれました。
いろいろなおいしいお蕎麦屋さんのおそばを食べ歩きしていますが、『内房農林産物直売所』のおそばは、昔から食べている懐かしいおそばの味がします。地元のお母さんたちに受け継がれているそば打ちの製法で手打ちされているからなのでしょうか。
旬の野菜のてんぷらは「人参」「カボチャ」「ナス」「シシトウ」「えのきのかき揚げ」の5種類でした。揚げたてのてんぷらはサクサクで、野菜だけのてんぷらでも充分満足できます。
ちなみにタケノコのシーズンは、てんぷらにタケノコが入ることもあるそうです。
内房のタケノコは「しずおか食セレクション」に認定されていて、あくやえぐみが少なく歯ごたえの良いと有名です。当たった方はラッキーですね。
その他、直売所と言うだけあり、野菜や農産加工品、手作りの小物や竹木酢液などの販売もしていました。
お店をやりくりしているおばちゃんたちの気さくな人柄も相まって、ほんわかした和む時間を過ごしながら、地元の御馳走をお腹いっぱい頂いてきました。
内房農林産物直売所
住所:富士宮市内房1669-1
TEL:0544-65-2770
営業時間:9:00~16:00
(食堂 11:00~14:30)
定休日:水曜日
*小銭が不足しがちなので、お出かけの際は小銭を用意して行ってくださいね。