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通算ホームラン1本の6年目控え捕手が決勝2ラン リーグ最強右腕に一撃<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
フェッドから逆転弾を放ったチョン・ボグン(写真:ロッテジャイアンツ)

2日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ロッテジャイアンツ-NCダイノス(プサン)は3-2でNCがリードの4回裏、ロッテは1死一塁で打席に9番チョン・ボグンが入った。チョン・ボグンはNCの先発、エリック・フェッドの内角に抜けたカーブを振り抜き、レフトポール際に運ぶ逆転の1号2ラン。ロッテは4-3と逆転に成功した。

試合はその後追加点を挙げたロッテが6-3で勝利。チョン・ボグンの一発が決勝打となった。ロッテは連敗を4で止めた。

ロッテは正捕手のユ・ガンナムが左脇腹痛で先月29日に登録抹消。代わってチョン・ボグンが1軍に昇格し、この日今季8度目の先発マスクをかぶった。チョン・ボグンはプロ6年目。ホームランは昨年7月29日以来のプロ2本目となった。

一方、被弾したNCのフェッドは勝ち星、防御率ともにリーグ1位。この日は4回5失点で18試合目の登板で初めて5回に満たず降板し、初の4失点以上となった。今季3敗目(14勝)。

◇8月2日(水)の結果

・LG 6 - 3 キウム(チャムシル)

 勝:ハム ドクチュ

 敗:アン ウジン

・KT 1 - 0 SSG(スウォン)

 勝:クエバス

 敗:キム グァンヒョン

・ハンファ 1 - 4 トゥサン(テジョン)

 勝:パク チグク

 敗:キム ボムス

・サムスン 7 - 6 KIA(ポハン)

 勝:オ スンファン

 敗:チョン ヘヨン

・ロッテ 6 - 3 NC(プサン)

 勝:バーンズ

 敗:フェッド

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「首位LGが6連勝」

首位のLGツインズがキウムヒーローズに勝利し6連勝。8番のパク・ヘミンが走者一掃の決勝三塁打を含む、5打点の活躍を見せた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NC戦に1番ライトで出場。1打席目ファーストゴロ、2打席目サードゴロ、3打席目レフトフライ、4打席目送りバントを決め、5打席目はピッチャーゴロだった。4打数無安打。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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