間違いだらけの洗濯術!?洗濯ブラザーズから学ぶ正しい洗濯方法をやってみた結果は?
岐阜県で活動している整理収納アドバイザーの高桐久恵です。
先日テレビを見ていたら、洗濯ブラザーズという男性3人組で洗濯界のプロ集団と名乗る方々が出演されていました。その方々がおっしゃるには、世の中で正解といわれている洗濯のやり方は間違いだらけらしいのです。
実際に洗濯ブラザーズの方々がおっしゃっていた洗濯方法を実践してみたところ、驚きの結果になったのです!今回は私が実際に試した方法をお伝えしたいと思います。
衣類の黄ばみを簡単にとる方法とは!?
皆さんもシャツの襟や首元、袖口の黄ばみが気になったことはありませんか?我が家の夫のシャツの首元の汚れはなかなか手強く、専用洗剤を使ってもほとんど変わらず半分諦めていました。
そこで早速洗濯ブラザーズが教えてくれた方法を試してみることに。
洗濯洗剤と水を1:1の割合で混ぜプレウォッシュ液をつくること。こちらを洗濯機に入れる前に汚れに塗布し洗濯ブラシでトントンと叩くという方法です。
びっくりするほど簡単で一度この液を作っておけば何度でも使える手軽さ!しかもこの液は皮脂汚れの他、食べこぼしや泥汚れにも使えるという万能液なのだそう。
実際にビフォーアフターの写真がこちら。ずっと汚れが数年蓄積されてきたシャツの首元がたった1回でかなり薄くなっています。
シャツのアイロンがけをしなくてもいい洗濯方法
最近は形状記憶のシャツも販売されていますが、我が家のようにドラム式洗濯機はドラムに叩きつけて洗濯するためどうしてもシワになってしまうようです。
我が家は乾燥まで洗濯機で終わらせてしまうため、シャツはこの通り。アイロンを毎回かけるのが苦痛で仕方ありませんでした。
洗濯ブラザーズが教えてくれたのは洗濯の脱水時間を1分に設定するというもの。
水分を多く含ませたまま干すことでシワにならずアイロンは必要ないとの事。実際にそのようにやってみたところ本当にシワになっていません!
これは主婦にとって大きな時間短縮になる嬉しい情報ですね。
ニットが型崩れしない干し方
これから寒くなってくると厚めの衣類を着ることが多くなりますね。そんな時に困るのがニットなどの型崩れ問題。ニットは洗うと水分を含んで通常より重たくなってしまい、その状態でハンガーに掛けると全体的に下に引っ張られ毛糸が伸びてしまうのです。
型崩れを防ぐ干し方はハンガーを2本使って重さを分散させるというやり方。
手元も部分もハンガーに掛けて「お化け干し」をするといいそうです。
洗濯で衣類を洗って心を洗う。
毎日私たちが袖を通す衣類。シミがあったり汚れがついたものはやはり気持ちのいいものではありません。身につけるものだからこそ、清潔な着心地のいいものを自分でメンテナンスする必要があると思います。洗濯ブラザーズの皆さんはこれまで45万枚の衣服を生き返らせてきたプロ集団。今では有名劇団や歌手の舞台衣装のクリーニングを請け負っているそうです。書籍も出ているそうですので皆さんも正しい洗濯方法を学んで実践してみて下さいね!
筆者:高桐久恵(たかぎりひさえ) 整理収納アドバイザー
岐阜県で講座やセミナーのほか、個人宅の片付けサポートを行う。
生前整理アドバイザーの資格も持ち、収納よりも整理に特化したサポートを心がけています。
Instagram(@restart.138)ではお片付けビフォーアフター画像や元バスガイド時代の漫画も描いています。最近YouTubeも開設しました。