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【京都市】『美術館「えき」』で「能面100 The Art of the Noh Mask」

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

2022年1月2日から2月6日まで、京都駅ビルにある美術館「えき」KYOTOでは、「能面100 The Art of the Noh Mask」が開催されていました。

本展では、世界的な能面愛好家で研究者でもある米国人のスティーヴェン・マーヴィン氏の貴重なコレクションを中心に、金剛家(京都)、篠山能楽資料館(兵庫県)の歴史ある能面100面を一堂に展覧します。

日本を代表する伝統文化「能」は、奈良時代に大陸から渡来した「散能」が源流となり、室町時代に世阿弥によって大成されました。演能に用いられる「能面」は一見、無表情に見えますが、舞台では多くの表情を持ち、見事なまでに人間の心理を表現しています。私たちは、その不思議かつ洗練された美しい世界に魅了されます。本展では、能面を「神・男・女・狂・鬼」という能を象徴する五つのことばに分類しながら、その能面にこめられた性格や造形をご覧いただきます。(HPより)

金剛家と篠山能楽資料館の能面が一堂に展示されるということで、意気揚々と行ってみました!館内は撮影不可でしたが、説明書きを読んでるだけでも学びが多いです。

「神・男・女・狂・鬼」という能を象徴する言葉ごとにわかれたセクションで、能面を見ると理解がより深まりました。

老舗会社である「高津商会」でも「能」に関する小道具などがたくさんあり、映画やドラマで活躍してきました。この展示会では、能に関して学びが深くたのしめました♪
京都駅ビル美術館「えき」では、数々の展示会を行われています。

国際化する文化都市・京都で、多くの皆さまに喜んでいただける文化・情報発信基地となることを目指し、また、さらなる文化創造・交流の一助となることを願い、美術館「えき」KYOTOが1997年9月に開館。百貨店「ジェイアール京都伊勢丹」の7階に隣接するこの美術館は、空へ向けて広がる大階段からも入場できるなど、気軽にお越しいただける場所です。絵画、写真、絵本、工芸、アニメ、ファッションなど、国内外を問わず幅広いジャンルで、文化性、話題性の高い展覧会を企画し、皆さまに親しみ愛される美術館となるよう、努力しています。(HPより)

ご興味のある展示などがありましたら、足を運ばれてみてはいかがでしょう?♪

●名称:美術館「えき」KYOTO

●場所:京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

●開館時間:午前10時~午後7時30分

●休館日:ジェイアール京都伊勢丹の休業日および展覧会準備日

●入館料:展覧会によって異なる

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

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