ブックレット

※クマムシは緩歩動物ですが、見た目が昆虫っぽいので虫が苦手な方は閲覧をお控えください。

クマムシを10000％拡大した可動フィギュア。これを商品化したタカラトミーアーツさんもなかなかブッ飛んでいます。こういうのは私の大好物です。全4種のラインナップですが、「イメージカラー彩色 通常版」を狙って1回だけガチャを回したところ、見事に彩色版を引き当てました。やりました。

クマムシとは

クマムシは4対の足で緩やかに歩くところから「緩歩動物」という部類に分類されています。体長は大きいものでも1ｍｍ程度で、割とどこにでも生息しているそうです。約1200種が確認されており、種類によって、肉食・草食・雑食と様々なようです。

クマムシが生物界最強と言われる所以は、文字通りその頑丈さにあります。マイナス273度の超低温から100度の超高温、真空から75000気圧までの圧力など、おおかた真っ当な生物では生存できない環境下でも生存が可能な常軌を逸した耐性を持っています。宇宙空間でも生存が確認されているそうです。ただし潰されたり、エサを食べられなかったりすると普通に事切れます。最強なだけに何だか切ないです。

パーツ

ニッパーで切る必要もなく、説明書を見ながらひたすら組み立てるだけです。パーツに番号も刻印されているので、特に迷うこともありませんでした。

全身

当然のことながらクマムシは写真でしか見たことがないのですが、実物をかなり忠実に再現しているのではないでしょうか。パッと見ると、どっちが前だか分かりません。目もないようですし、口も肛門みたいですし、ホント不思議な生き物です。

可動

身体の節の部分と足は全て可動。接続パーツがボールジョイントなので、あらゆる角度にグリングリン動きまくります。前傾姿勢だと自立可能。のけ反るポーズもご覧の通りです。カプセルに付属のパーツを取り付けると台座として使用できます。

少し遊んでみます

「休日のクマムー」

「突撃クマムー」

総評

このクオリティで400円は買いです。透明色も欲しくなってきました。「原色図鑑シリーズ」は対象年齢15才以上となっていますが、これこそ小学生くらいのお子様に是非とも手に取ってもらいたい商品です。