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シーズン終盤から7連勝 5位KTが3位LG相手に準プレーオフ先手を取る<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
先制決勝2ランのムン・サンチョル(写真:kt wiz/初報から差し替え)

公式戦3位のLGツインズと、ワイルドカード決定戦を勝ち上がった5位のKTウィズの対戦となった準プレーオフ第1戦が5日行われた。

試合はKTが先制。2回表無死一塁で5番のムン・サンチョルが、LGの先発ディートリック・エンス(元西武)からレフトに2ランホームラン。2点を先制した。

KTは5回に1点を追加。しかし5、6、7回と併殺打でイニングを終え、リードを広げるには至らなかった。

一方のLGは4、6回に1点ずつを挙げ、3-2と1点差に迫った。しかし7回以降はKT投手陣から出塁を重ねることができず、KTが3-2で逃げ切り勝利。準プレーオフ初戦を制した。

KTは公式戦終盤の3試合、5位決定戦と連勝。ポストシーズンでもワイルドカード決定戦の2試合、準プレーオフ第1戦と勝利し7連勝となった。

準プレーオフ第2戦は初戦と同じくLGの本拠地・チャムシル球場で、6日14時開始のデーゲームで行われる。

⇒ ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

映像:ムン・サンチョルの2ラン(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇10月5日(土)の結果

・準プレーオフ 第1戦

 LG 2 - 3 KT(チャムシル)

 勝:キム ミンス

 敗:エンス

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「コ・ヒョジュンら戦力外」

SSGランダーズが10選手と来季の契約を結ばないと発表。41歳のリリーフ左腕コ・ヒョジュン、右の外野手カン・ジンソンらが戦力外となった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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