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【川崎市】1周年記念「人情の街・かわさき」の皆様へ感謝を込めて 独自のアイデアで輝く人にピンスポット

Ash俳優・吟遊詩人(川崎市)

みなさま、こんばんは!

実は、このYahoo!Creatorsという媒体が始まって、まる一年が経ちました。当初からフォローしてくださっている方も、今日初めて読んだよ、という方も、本当にありがとうございます。

ほんとうに、地域の記事を書くのは楽しくて!うっかり本業を忘れちゃいそうw
ほんとうに、地域の記事を書くのは楽しくて!うっかり本業を忘れちゃいそうw

川崎と縁ができて今年で16年になりますが、毎日発信してもまだまだ尽きないほどに、書きたいことがある、なんて魅力的な地域なんだろうと、しみじみ感じています。

同時に、都市に近いためにあっという間に消費されていくさまざまな文化活動を文字で掬いとることの難しさも感じています。

地域の人が手入れしてくれている花の記事を書きたかったが、諸事情があり書けなかったことも
地域の人が手入れしてくれている花の記事を書きたかったが、諸事情があり書けなかったことも

政治もメディアも、大量消費されるところに興味を向けやすいのは仕方がないのですが、本来はどちらも、市井の人たちの生活の小さな問題や活躍を見つけて、寄り添うことが本質なのではないかと考えています。

1年前にこの媒体で文章を書かないかとお誘いをいただいた時、可能性を感じました。こちらの媒体では個人が主観で記事を書くことができるという特質があり、それはまさに、広告主に向けたPVノルマなどの紐付けが発生しないところで、読者の方と一緒に考えつづけていける、本来のジャーナリズムが存在できるのではないかと思ったのです。

1年書いてみて、期待に添うところもあれば、そうでないところもあります。

等々力緑地のトピアリーも記事にするつもりで撮影したもの
等々力緑地のトピアリーも記事にするつもりで撮影したもの

特に、私が書いて行きたかった街の個々の人の営みに焦点を当てた記事は、Yahoo!のアルゴリズム的に、目立つところに掲出されずに、PVが伸びない傾向にあったのは残念でした。

自分の住む街に、どんな人が住んでいるのかということに、もっと関心を持ってもらえたらなあ、と私は思います。顔の見えない隣人よりも、顔の見える友達が街に増えることが、結局は街に住みやすくなるいちばんの近道なのだということが、川崎という「人情の街」に住んでよくわかりました。

遠くに見えるタワマンにも、一戸ずつ違う顔のひとが住んでいる
遠くに見えるタワマンにも、一戸ずつ違う顔のひとが住んでいる

なので、前置きは長くなりましたが、本日は1年間にお送りした記事の中で「ひと」に焦点を当てた記事をまとめて、ご紹介したいと思います。

ぜひ、気になる人の記事をじっくりと読んでみてください。そして、もしお近くに「こんな活動をしている人がいるから是非紹介して欲しい」という方がいれば、是非インスタのDMなどでご連絡をいただけるとうれしいです。

(もう紹介しているよ、という方、なかなか扱えなくてすみません。今年はもっと、人にピンスポットを当てた記事を書きたいと思っていますので、少々お待ちくださいね!)

記念すべき第一回は松山アヤトさん

川崎はスポーツもさかん。多摩川のおかげで、ランニング愛好者も多いです。

アヤトさんのランステーションへぜひ足を運んで、その人柄に触れて欲しい。とにかく、優しい方なんですが、その背後にはプロフェッショナルかつ「大物」のオーラがあります。 

(中原区)

被災地へバスを出し続けた人、須摩修一さん

もうじき、また3月11日がやってきます。

10年間、川崎から被災地へバスを運転して、たくさんの人を連れて行ってくれました。 その活動を振り返ります。

(幸区)

武蔵小杉にコミュニティ活動を根付かせた人、岡本克彦さん

「こすぎの大学」の発起人、岡本さんの発信はいつも気付きに満ちています。わたしも、こすぎの大学をきっかけに、ローカルでの活動に幅を持つことができました。(中原区)

私も4月の回は久しぶりにリアル参加をしようかと思っていますので、気になる方は是非!毎月第2金曜日の開催です♪

元CAの紙芝居師 もっちぃさん

グローバルな発想力に、地道な努力が加わると、果てしないパワーを生み出すのだということがこの方を見ているととてもよくわかります。あちこちのイベントでひっぱりだこの紙しばいや・もっちぃさん。(高津区)

女性の生き方は、しなやかであるほど素敵だな、と改めて思いますね。

ワイナリーを作り、農業をアップデートする山田貢さん

慧眼と戦略と、行動力を備えた若い力で、農業のカタチを変えていく山田さん。川崎にワイナリーを作り、川崎初の地産ワインを生み出しました。(麻生区)

岡上という「飛び地」の歴史も知ることができました。

子どもを待つ女性の活躍できる場作りをする 倉林智美さん

産後の女性が輝くための場をつくった倉林さん。多くの女性たちから信頼を得る秘訣は、その人柄にあるのだと感じました。(幸区)

地域のドクター・西智弘先生

ロジカル×人情という、同居が難しい素養を持ち合わせたドクターは、先進医療の専門家でありながら、地域医療に惜しみなくそのクリエイティビティを注いでいます。(中原区)

まだまだ、ご紹介したい方がたくさんいるのですが、人の記事を書くのはエネルギーを消費するので、下半期はすこし息切れしていました。

が、やっぱり人の記事をもっと書きたいと思いました。今後も、折に触れて人に焦点をあてた記事を書いていきたいと思っています。

グルメやイベントの記事同様に、是非チェックをよろしくおねがいします!

俳優・吟遊詩人(川崎市)

琵琶を弾き歌う俳優です。世界80都市を旅した結果、日本文化を愛しています。旅と出会いと美味しいお酒がインスピレーションの源。MCアマビエちゃんはアマエビちゃんにメタモルフォーゼ。フラットで差別のない目線で記事をお届けしたいと思っています。Stay tuned!

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