【周南市】ここはお店? お家? 気になる場所でまるで猫な帽子「プクボーテ」さんと出会いました!
今回は気になっていた場所で出会った「プクボーテ」さんについてご紹介していきます。
最近、通りかかる度に気になっていた場所。
それはファミリーマート 徳山橋本町店の道路を挟んで斜め前にあります。
透明な窓ガラスの向こう側には、木馬やミシン。
子ども服屋さん…?
でも、看板等は見当たらないし、誰かのお家…?
一体、何の場所なのだろう? 気になります。
そこで、ある日、思い切って入口をノックしてみました。
すると、中から笑顔が素敵な女性が…!
お話をうかがうと、こちらはマルシェなどで活躍されている「プクボーテ」さんの工房とのこと。
プクボーテさんが販売されているのは「猫帽子」。
それも生地選びからパターン作成まで完全オリジナルの商品です。
耳だけではなくて、しっぽが付いているのは、他にはないデザインですよね。
ふわふわもこもこした生地で出来た帽子が並ぶ姿は、まるで猫そのもの。
抱きしめたくなる愛らしさです。
マルシェでもプクボーテさんの帽子は人気。
子供も大人も着用できるため、1歳〜80歳代まで幅広いお客様が購入されるのだとか。
広島県の商店街で開催されたマルシェでは、1日に40個の帽子が完売してしまったそうですよ。
すごいですよね。
お話ししていると、その背景にはプクボーテさんの妥協しない姿勢があるのではないかと思います。
1つの帽子が完成するまでにミリ単位で調整を行ったり、着用感をチェックしたり…。
50回程度の微調整や試行錯誤を繰り返されているのだとか。
お客様の手に届くまでに、惜しみない手間暇がかかっています。
そんなプクボーテさんの工房では、いつもミシンを使う姿があります。
筆者がお邪魔した際には、夏にうれしい素材で出来た帽子を作製されている最中でした。
淡い色合いの帽子は、内生地や肌に直接接触するテープ部分に冷却素材を使用されているそうですよ。
かわいさだけでなく、機能面もバッチリです。
Instagramでは他にも色々な帽子が紹介されていますよ。
推し活に活躍しそうな帽子。
さりげなく猫が隠れている「猫のかくれん帽」。
オリジナリティを感じる商品が、工房で作り出されています。
元々は趣味でお子さんに洋服などを作っていたというプクボーテさん。
1年前、ご主人の転勤で九州から周南市に引っ越して来てから帽子作りをスタート。
マルシェへの出店活動が楽しくなり、活動を継続されるようになったそうです。
今後は周南市だけではなく全国に猫帽子を知ってもらいたい、という気持ちもあるそうですよ。
そして、数年後には帽子だけではなく、お洋服などの販売も出来ればと、おっしゃっていました。
周南市で気になった場所。
そこで出会ったのは、帽子作りに真摯に向き合うプクボーテさんでした。
その姿はとっても楽しそうでキラキラしていましたよ。
Instagramでは商品やマルシェ出店情報が掲載されています。気になる方は、ぜひチェックしてみて下さいね。
【店舗情報】
店名:プクボーテ
※Instagram