【今治市】「呉服すがたや」で初夏に向けた商品の取り扱いが始まっています!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/title-1713689785674.jpeg?exp=10800)
「呉服すがたや」は日本の伝統的な商品を多く取り扱っている今治の老舗です。
今治市風早町に1925年から続く日本の伝統的な商品を販売している「呉服すがたや」で初夏に向けた商品たちの販売がスタートしていました。
![昔ながらの和を感じさせてくれる「呉服すがたや」の外観。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/image-1713689895436.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
店内には「下駄」や「日傘」などの初夏に向けた商品が多数並んでいます。
店内を拝見させて頂きましたが、まず初めに出入り口付近に並べられてある涼しげな「下駄」が目に入りましたので呉服すがたやの4代目になる「田中良明」さんに詳細を伺ったところ、
「下駄は店内に並べているものをそのまま購入頂くことも可能ですし、製作期間に2週間ほど頂ければ自分の好みでアレンジした下駄をお渡しすることも可能です。」とお話し頂けました。
![お店に展示してあるものであればその場での購入が可能です。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/image-1713690009195.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
下駄は女性用と男性用でサイズの基準が分かれていますので、購入前には確認しておくようにしましょう。
![店内にもわかりやす表記がありますので、参考にして下さい。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/image-1713690095812.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
お洒落な日傘は天井に吊るされ、まるでインテリアのようでした。
また天井にはお洒落な柄の日傘が吊るされています。この日傘は京都で絞り染めの呉服などを製造している「藤井絞」さんが製作されていて、日差しを防ぐことはもちろん、日傘の内側から太陽光により浮かぶ柄を楽しめるようになっています。
※絞り染めとは 生地の一部を縛ったりつまんだりして圧力をかけ、染料が染みこむ部分と染み込まない部分を意図的に作り出すことで模様を作る技法です。
![天井に飾られた美しい日傘たち。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/image-1713690201255.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
上記以外にも初夏に向けた商品がたくさんありました。
下駄や日傘以外にも京都で文政6年から熟練の技術で扇子の販売を続けている「宮脇賣扇庵」で製作された「渋扇(しぶせん)」は素材が竹で出来ていることから美しいデザインと独特のしなりや風を楽しめるようになっていました。
![渋扇(しぶせん)には1823年から続く職人芸が詰め込まれています。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/image-1713690305972.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
また浅草の台東区にある会館以外では販売されていない鹿児島の「つげ櫛」も愛媛県内で唯一購入ができるようになっています。
![こだわりの商品たちは美しいの一言に尽きますね。](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/deki/article/01740576/image-1713690433806.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
暑さが増してくるこれからに向けて風情や歴史を味わいつつも実用性のある商品を販売している「呉服すがたや」。興味のある人はお店に1度足を運んでみてはいかがでしょうか?
店舗所在地 愛媛県今治市風早町2丁目2‐18
営業時間 10時から18時まで
定休日 毎週水曜日と第3火曜日