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【今治市】市長と高校生の意見交換会「Bariが真ん中未来セッション」が開催されました!

でーき地域ニュースサイト号外NETライター(今治市、西条市)
未来溢れる高校生たちの意見はどれも素晴らしかったですよ。

FC今治高校 里山校で「Bariが真ん中未来セッション」が開かれました。

2024年10月28日、今治市阿方にあるFC今治高校 里山校で高校生と市長が直接対話し今治市の将来を担う若者たちの意見や要望を聞くことで今治市の未来について一緒に考えることを目的とした「Bariが真ん中未来セッション」が開催されました。

高校生ならでは視点から見た今治市の課題などについて行うセッション。どういった意見が飛び出るのか楽しみです。
高校生ならでは視点から見た今治市の課題などについて行うセッション。どういった意見が飛び出るのか楽しみです。

10月28日16時40分、FC今治高校 里山校内の教室に生徒10名と今治市長「徳永繫樹」さんと今治市教育長「小沢和樹」さんが集まり「Bariが真ん中未来セッション」がスタート。

市長と教育長の含めた合計12名で未来の今治市のためのセッションがスタート。
市長と教育長の含めた合計12名で未来の今治市のためのセッションがスタート。

まずは自己紹介。

笑顔の素敵な司会進行役が、

「まず初めに今治の好きなところをお題にアイスブレイク(自己紹介)を順番にお願いします。楽しくやっていきましょう! 」

とアナウンスを行い、自己紹介が始まりました。

ただし今回行われた自己紹介は単純な自己紹介ではなく、

「自身の1つ前に自己紹介をした人の名前の最後の文字から自己紹介をスタートする。」

という縛りのついたものです。

例:徳永繁樹さんの次に自己紹介をする人は自己紹介を「き」から始める。

この思いもよらない自己紹介のやり方に当初は驚いた市長や教育長でしたが、

まさか自分からスタートとは思ってもいなかった市長。驚きを隠せないままに自己紹介の説明を受けます。
まさか自分からスタートとは思ってもいなかった市長。驚きを隠せないままに自己紹介の説明を受けます。

何とか無事に自己紹介を終えて、学生たちに自己紹介のバトンを繋いでいました。

自己紹介が終わるころには、参加者全員の緊張は解け和やかな雰囲気に。
自己紹介が終わるころには、参加者全員の緊張は解け和やかな雰囲気に。

自己紹介後は席替えを行います。

参加者全員の自己紹介が終わった後は声を出さずにジェスチャーのみで相手の誕生日を把握し、誕生日順に席替えを行います。

何月何日生まれなのかを仕草のみで把握する席替えとは面白いですね。
何月何日生まれなのかを仕草のみで把握する席替えとは面白いですね。

会場全体の楽しそうな雰囲気が取材している側の緊張もほぐしてくれました。

とても楽しそうに席替えを行う光景が印象的でした。
とても楽しそうに席替えを行う光景が印象的でした。

親睦を深めたところでセッションが本格的にスタート。

参加者の親睦も深まったところで、生徒たちによる「FC今治高校 里山校についての説明」と生徒2名による「詳しい自己紹介と自身の今治に対する想いや目標の発表」が行われます。

セッション前にFC今治高校 里山校について説明を行う生徒たち。笑顔が素敵ですね。
セッション前にFC今治高校 里山校について説明を行う生徒たち。笑顔が素敵ですね。

取材をしていて感動するほどに考えられた生徒たちの意見。

発表を行った生徒たちの意見は素晴らしく、

・人口減少が進む今治市を未来のためにBCUプログラムを通じて多くのことを学んだ。今治を「やりたいことを叶えられる街」にしたい。

※BCUプログラムとは 未来を担う若年層が今治の未来を考えるために集まり都市の経営について学んだり、今治について勉強し意見を交換し合うプログラムです。

この記事では書ききれませんが、目的だけではなく目的を達成するまでの過程までしっかりと考えられていて感心させられました。
この記事では書ききれませんが、目的だけではなく目的を達成するまでの過程までしっかりと考えられていて感心させられました。

・メタバースを利用することで今治市のマップを作りたい。

※メタバースとは コンピューターの中に構築された3次元の仮想空間のことです。「ゲームの中で実際に存在する街や市を再現することで、そのゲームをプレイした人がその街や市の情報を知ることができる」などが例に挙げられます。

といったこれからの今治市の為に一生懸命に考えられた意見が出ていました。

実例をもとにしたプレゼンは説得力があり、とても分かりやすかったです。
実例をもとにしたプレゼンは説得力があり、とても分かりやすかったです。

市長から生徒たちへの問いかけにも素晴らしい意見が続出。

その後、今治市長「徳永繫樹」さんから生徒たちへ

若い世代の方に今治市に関心を持ってもらうには(来てもらうには)どうすれば良いか?

といった質問が投げかけられた際には

  • 若い人を対象としたイベントを増やす。
  • 今治の自然をもっと生かした事業を組み立てる。
  • 普通という概念を覆して新しいことをしてみる。
  • 今治市にもっと簡単にアクセスできるようにする。
  • 今治に移住した際の手当てを増やす。
  • 若者が主催するイベントの開催。
  • 映えスポットを作り、発信していく。
  • 安心して住むことができる環境を作る。
  • 市や企業が学生を応援する。
  • 公共交通機関を充実させる。
  • 音楽を取り入れたイベントの開催。
  • 日本全体を巻き込むようなビッグフェスの開催。
  • 海と食や観光、文化をマッチングさせ活かしていく。

といった様々な視点からの意見が飛び交い積極的に意見の交換がされ、

若年層だからこそ持てる発想を積極的に市長に伝える生徒たち。
若年層だからこそ持てる発想を積極的に市長に伝える生徒たち。

そして生徒たちの意見や想いを聞いた市長は

「大人は出来ない理由を考える。僕はやらない後悔よりもやった後悔のほうがいいと考えていますし、みんなの意見も是非やってみたいとも考えています。その考え方根本にあるものは『皆さんが今治市のメインプレイヤーとなった際に少しでも良い街として引き継げるようにしたい。』という想いです。だから皆さんの目線でのイベントや意見は是非取り入れていきたい。」と話して1人1人の意見に順番に返答していました。

この写真には写っていませんが、市長が話している最中みんながメモを取っていました。この年齢から次世代について真剣に考える姿勢には脱帽です。
この写真には写っていませんが、市長が話している最中みんながメモを取っていました。この年齢から次世代について真剣に考える姿勢には脱帽です。

またその後も

「現在、今治市が提供している『今治市学生まちづくり活動応援事業』は高校生が利用できず、自分たちが考えるイベントに使用できないため利用可能年齢を下げることはできないのでしょうか?」

「今治市で自分たちのイベントを告知してくれる媒体を作ってほしい。」

といった学生から市長への御願いや、

「今治の教育スタイルは昔から変わっていない。変えていくべきではないのでしょうか?」

といった教育長への質問なども積極的に行われ生徒たちにとっても今治市にとっても非常に有意義なセッションとなりました。

時間が許される限り、熱心に自分たちの想いや要望を伝える生徒たち。
時間が許される限り、熱心に自分たちの想いや要望を伝える生徒たち。

セッションも終わり、生徒の代表者2名から

「繁樹さんや教育長と交流ができたことで、自身に無いものや取り入れていくべきものが見つかりました。」

「繁樹さんとお話ししてどういった想いで市長をしているのかが分かりました。まだ話したりないこともありますのでまた機会を頂けるようであれば是非お話ししたいです。本日は有難う御座いました。」

といった挨拶ののちみんなで記念撮影をして「Bariが真ん中未来セッション」は終了。

子どもたちがこんなに今治市について熱心に考え、行動している姿を目の当たりにして「大人も負けていられないな。」と焦りを感じたのはここだけの話。
子どもたちがこんなに今治市について熱心に考え、行動している姿を目の当たりにして「大人も負けていられないな。」と焦りを感じたのはここだけの話。

取材で訪れたFC今治高校 里山校でしたが、生徒たちの意欲や知識の高さ、今治のこれからに対する想いの強さにただただ驚かされました。

こういった熱意ある若者たちの想いを大人たちが守り、叶えられるようにサポートしてあげたいものですね。

最後は全員で記念撮影。終始に渡り、とても素晴らしいイベントでした。
最後は全員で記念撮影。終始に渡り、とても素晴らしいイベントでした。

Bariが真ん中未来セッションについて

問い合わせ先 今治市役所 秘書広報課

所在地 愛媛県今治市別宮町1丁目4‐1 本庁本館2階

開庁時間 平日の8時30分から17時15分まで※土日と祝日、年末年始を除く

電話番号 0898‐32‐5211

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