【高岡市】日常の中に突如現れる太古のロマン!桜谷古墳は気軽に足を運べる国の史跡
高岡市太田ののどかな風景の中に突如あるこちらの駐車場。桜谷古墳…? こんなところに古墳が? と、驚くほど日常の風景です。太田地区はリンゴやブドウの有名な農園があることで知られていますが、何気ないこの風景のどこに古墳があるのでしょうか。こんなところに古墳があるなんて、小学5年生の自学ノート(テーマを自由に決めて学習する「自主学習のノート」宿題の定番)のテーマとしては最高じゃありませんか!?
駐車場に車を停めて、降車してみます。よくある畑の風景…と思いきや、あった! これは紛れもない社会で学んだあの古墳! とてもわかりやすく古墳の形ですね!
母の興奮に対して、小5にはイマイチこの感動が伝わらなかった様です。母さん涙。
桜谷古墳は昭和9年12月28日に国の史跡に指定されたそうです。発見は大正時代。「大正時代に発見されたんだって」と小5に伝えると「鬼滅の時代やね」とのこと。ありがとう、炭治郎。
もう少しぐるりと回って近づいてみます。草刈りの作業員さんがきれいにしてくださっていました。なので離れてみることにしましょう。ここから見てもちゃんと古墳、とてもワクワクします。
高岡市教育委員会の管理のもとの文化財だそうです。桜谷古墳の名の通り、桜が美しい古墳群とのこと。群ということは、1つでないということですね!
前方後円墳2基、円墳7基があると言われているそうです。4~5世紀初頭のものと推定されています。県内最古の古墳を含む古墳群だそうですよ。
階段を登ってみましょう!
ありました! こちらが桜谷2号墳です! 周りに何もない分、更にわかり易い古墳です。無闇に花を取ったり、芝生が傷付けることはしないでくださいね。
2号墳のある高台から見下ろすと見える先程の古墳が1号墳だそうです。素人が目で見てわかる2つの古墳以外にもさまざまな史跡があるようです。
予習をしてから訪れるのが良いかもしれませんが、予習なしで見るだけでも太古の歴史ロマンに圧倒され、感動します。自学ノートだけにはもったいないかもしれない夏休みの自由研究にも良さそうなスポットですよ!!
駐車場に線は引かれていませんが、きちんと停めれば10台くらい停められそうです。ドライブがてら歴史ロマンに触れてみませんか?
詳細は高岡市ホームページ