【堺市北区】近隣公園、陵南中央公園の魅力
堺市北区百舌鳥陵南町の「陵南中央公園」は、ニサンザイ古墳の南西側に位置する、災害時の一次避難地の機能を有した、面積が約1.34万平方メートルある近隣公園です。ニサンザイ古墳と美濃川の間位にあります。昭和54年(1979年)開設です。
ちなみに”近隣公園”とは、 主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする公園だそうです。ここ、「陵南中央公園」は、少ないですが滑り台やシーソーなどの遊具があり、なかなか拓けた広場もあります。園路では森林浴が楽しめます。
公園内に国指定史跡の百舌鳥古墳群の一部である「正楽寺山古墳」と「ドンチャ山古墳」があります。公園の近くにも古墳があり、他には「土師遺跡」もあったりで、見どころがたくさんあります。
公園の中にある「正楽寺山古墳」の説明書によると、近隣の「土師遺跡」は5世紀の中頃にこの地に出現し、6世紀の前半には消滅してしまうことがわかっていて、集落の消滅時期が百舌鳥古墳群の築造が終わる時期とほぼ同時期であることや、農耕集落とは異なった生産集落の特徴をみせることから、土師遺跡は百舌鳥古墳群の築造に関わった集落と考えられています。
●陵南中央公園●
〒591-8034 堺市北区百舌鳥陵南町3丁294