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【高知市】がっかり名所なんて言わせない!はりまや橋の新しい楽しみ方と見所スポット

tappy地域情報発信ライター(高知市)

誰でも名前くらいは聞いたことがある、高知で有名な観光名所のひとつ「はりまや橋」は、日本三大がっかり名所と言われていましたが、実は見所スポットがたくさんあります!

今回は「はりまや橋」の新しい楽しみ方と見所スポットをご紹介します。

高知駅から南に800mの中心地にある「はりまや橋」は、江戸時代に堀川を挟んで商売を行っていた土佐藩の御用商人の「播磨屋」と「櫃屋」が両家の往来のために架けた私設の仮橋が最初と言われています。

その後、何度か橋は架けかえられたものの、堀川も埋め立てられ、朱塗りの欄干だけ残っていました。

平成9年に朱塗りの欄干のはりまや橋から、石造りのはりまや橋に交代しました。

周辺にある「はりまや橋公園」も再整備され、昔の朱塗りの「はりまや橋」を近くに復元し、川のせせらぎも再現しています。

「土佐の高知のはりまや橋で、坊さんかんざし買うを見た」とよさこい節のフレーズにも歌われている、純信・お馬のモニュメントも設置されたことで、観光客などの写真スポットになっています。

はりまや橋の東側にあるデンテツターミナルビルの壁に設置されている「からくり時計」は、午前9時から午後9時まで、1時間おきによさこい節の音楽に合わせて、時計の上から高知城、下からはよさこいの踊り子人形、右にはりまや橋、左には坂本龍馬像と桂浜が登場します。

高知県民なら一度は見たことがある方も多いと思いますが、「よさこい節」「高知市歌」の演奏後に流れる曲が、季節によって変わることをご存じですか。

春には「早春賦」、夏には「我は海の子」、秋には「里の秋」、冬には「椰子の実」が流れています。季節ごとに変わる演奏を楽しんでみてください。

意外と知られていないのが、からくり時計のそばにある親子クジラのオブジェ。

「南国土佐を後にして」の歌詞が刻まれた歌碑では、午前8時半から午後8時半まで、1時間おきに、そばに建てられた親子鯨が曲に合わせて潮を吹く仕掛けになっています。

東西にあるはりまや橋公園を移動するのに便利な地下通路があり、地下広場として、高知の観光スポットを紹介するパネルや、「高知下町浦戸湾風俗絵巻」等の展示があり、高知のことをより詳しく知ることができる隠れた観光スポットです。

朱塗りの欄干のはりまや橋は、昭和33年に南国高知総合大博覧会の開催記念として作られたもので、高知を舞台にした映画やテレビ等に登場したことで、広く知られるようになりました。

平成9年に周辺の再整備に伴い、地下広場に一部を展示するようになったそうです。

ちなみに、展示されている欄干は、昭和40年に改修されたものです。

「はりまや橋」や周辺の「はりまや橋公園」は歴史や文化に触れられる魅力的なスポットがあります。新たな発見があるかもしれませんよ!一度、足を運んでみませんか。

はりまや橋(はりまや橋公園)
住所:高知市はりまや町1丁目
電話:088-803-4319(高知市 観光魅力創造課)
駐車場:無し
はりまや橋公園は午後9時~午前7時まで夜間閉鎖
高知市サイト こちら(外部リンク)

地域情報発信ライター(高知市)

高知の美味しいもの、素敵な場所、気になることなど「行ってみたい」「食べてみたい」と思っていただけるような情報を楽しみながら発信しています。

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