【高知県室戸市】3Dデジタル技術で歴史を知る!?最新技術「ひかり拓本」体験をしよう!
室戸に暮らしていて、切っても切れないのが南海トラフ地震への備え。皆さんはどんな備えをしていますか?
東日本大震災の時に、過去の津波や災害について記した石碑が各地にあることはニュースなどで見てぼんやり知っていました。
そんな石碑のことを「自然災害伝承碑」と呼ぶそうです。
古びて読み取れなくなった石碑の文字を3Dデジタル技術を使って再現、最新技術への好奇心を満たしながら、石碑から歴史を学び、防災にも関心を持つことができるイベントが今回室戸で行われます。
日本学術振興会事業・ひらめき☆ときめきサイエンス第2弾!「自然災害からわが街を守るため、『デジタル石碑ハカセ』に変身!」
国立研究開発法人海洋研究開発機構「高知コア研究所」が主催。開催場所は室戸世界ジオパークセンターです。
このイベントを知人から「息子さんにどう?」と勧められて「高知コア研究所」のHPなど色々調べてみたのですが、高知県の「自然災害伝承石碑」について、存在もその研究が進んでいることも今まで全く知りませんでした。
第2弾となる今回の室戸開催では、室戸市内の自然災害の記録が残る石碑を使って「ひかり拓本」というものについて学ぶそうです。
写真左側が「ひかり拓本」。くっきりすごい解像度です!
地域の散策をしていると石碑や石像を見かけるのですが、何の石碑かと裏面に書かれた文字を読もうとするのですが、苔が生えてしまったり石が削れ風化していたりでよく分からないことも多くいつも残念に思っていました。
でもこの「ひかり拓本」技術があれば文字が再現でき、歴史の掘り起こしや記録にとても役立ちますよね。本当にすごい技術だと思います。
その「ひかり拓本」の作成を実際に室戸にある石碑を使って自分達でできるなんて!
歴史好き、デジタル技術に興味を持つ人、大人の私でもワクワクしてしまうこのイベントは対象が小学5年生から高校生まで。
残念なことに大人は参加できません。非常に悔しい!!
できれば大人向けの開催も今後お願いしたいところです。
さらに3Dデジタルモデルの制作も行うとのこと。
こんなことできちゃうなんて、ますますそそりますね。
保護者は同伴可能とのことなので、お子さんに便乗して参加しちゃうのはいかがでしょう?
なんとイベントでは参加者に3Dプリンターで作成したミニチュアの石碑をプレゼントということでこちらも気になります。
私も早速息子に参加を聞いてみる予定です。
室戸は地震の心配がある街ですが、おかげでこんな最先端の技術や研究に触れる機会もあるので、恵まれているなあと住んでいてつくづく思います。
【日本学術振興会事業・ひらめき☆ときめきサイエンス第2弾!自然災害からわが街を守るため『デジタル石碑ハカセ』に変身!】
日時:3月4日(土)13:15〜16:20(受付13:00)
場所:室戸世界ジオパークセンター
対象:小学5年生〜高校生(保護者同伴可能)
募集人数:8名(先着順)
参加費:無料
申込締切:2月26日(日)
申込はこちらから
主催:海洋研究開発機構 高知コア研究所 代表 088-864-6705
詳しい内容は「高知コア研究所」HPからも見ることができますよ。