【名古屋市近郊】いつも寄りたい、常連でにぎわう地元のとんちゃん屋。串ものは100円以下
「須ケ口」は清須の入り口という意味らしい。織田信長が居城とした清洲城のおひざ元。街を東西に走る美濃街道の面影が、当時の繁栄を忍ばせる。街道の途中、夕暮れ時にひときわにぎやかな一角がある。その昔から地元に根付くとんちゃん屋「たまや」だ。
店の屋号はたまやだが、たまに寄りたい店ではなく、いつも寄りたい店。その証拠に、私と同様の気持ちを抱えて立ち寄っている常連客でいつもにぎわっている。何よりお得。1500円もあれば、十分すぎるほどにとんちゃん飲みが堪能できる。
心の拠りどころとなるのが、「めにゅう」だ。このめにゅうを見ながら注文する。瓶ビール(税込み650円。以下、税込み価格)をとりあえずオーダー。次に、串カツ(90円)やとん焼き、肝焼き、心臓(各100円)をすべて「たれ」で。
見た目通りの濃い味わいで、ビールが進みすぎる。続く酷暑で流れ出た汗の塩分を完全に取り戻せる。私が訪れた時、お母さま方3人で店を切り盛りされていたが、キビキビした動作に店の繁盛ぶりも納得がいく。
名称:たまや
住所:清須市須ケ口2325
アクセス:名鉄本線須ケ口駅から3分ほど。駐車場などはなし
営業時間:17:00~21:00 定休日は不明