秋の楽しみとして紅葉狩りがあります。今年も紅葉の季節が到来し、各地の紅葉情報を目にします。そんな中、代々木公園の紅葉の色づき具合を現地で確認してきました。この情報は11月17日日曜日のものです。

広い駐車場がある西門の様子

西門からの登坂は、日当たりの良い駐車場側が見事に紅葉しています。

登坂の上は緑の森が続きます。

原宿駅近くの原宿門の様子

原宿門周辺は、日当たりの良い歩道沿いが黄金色に輝いています。

六角の休憩舎とその先のベンチの様子

六角の休憩舎とその先のベンチ近くでは紅葉が始まっています。

ベンチの前方にあるフラワーランドでは、秋の草花が咲いていました。

秋の草花は、猛暑の夏を超え水分が少なくなることで色の深みが増します。

パンパスグラス（イネ科）が、草丈3メートルに届くほどで、目立っています。30～50ｃｍの羽毛のような部分は果穂といいます。

ところが「イチョウ並木」が色づいていない

しかし、代々木公園で名高い「イチョウ並木」はまだ色づいていません。イチョウ並木を探しても見つからず、公園事務所に問い合わせたところ、「イチョウ並木がまだ色づいていないんですよ」との回答を得ました。黄色い葉を探しても見つけられないのは当然のことでした。

イチョウ並木は原宿門からバラ園のアーチをくぐり、右手に延びる小径です。

青い葉のままです。

「紅葉（もみじ）もこのへんですが、まだ紅く無いんですよ」と公園職員の方が公園マップを指さして教えてくれました。

紅葉も青い

立派な紅葉（もみじ）の木は青い葉で覆われてます。

立派な紅葉（もみじ）の木ですが、

2枚だけ赤くなりかけてました。

全体的に見ると紅葉は全体の3分の１くらいでした

樹木の種類によって紅葉の黄金色が固まった場所と、イチョウ並木のように青い葉のまま固まった場所が存在します。

気候の良さもあり、芝生広場では木陰でレジャーシートを敷き、お弁当を持ってピクニックを楽しむ人々が多く見受けられました。また、バトミントンなどの遊び道具を使って楽しむグループや、ジョギングを行うグループなど、多くの人々が秋の代々木公園を満喫しています。