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【武蔵村山市】溶岩窯で焼いた本格的なパンやクッキーが買える意外なスポット!のぞみ福祉園

むさむらんどライター(武蔵村山市・東大和市・瑞穂町)

武蔵村山市と周辺エリアの気になるスポットや話題を紹介しているライターのむさむらんどです。

都道55号を所沢方面に向かっていると、野山北公園の手前あたりで、たまにのぼりを見かけることがあります。よく見ると「焼きたてパン」と書いてあります。

こんなところにパン屋はないはずですが、どうやらこちらの武蔵村山市立のぞみ福祉園でパンを販売しているようです。

のぼりを見かけたらラッキー!
のぼりを見かけたらラッキー!

のぞみ福祉園は、18歳以上の知的障害をもつ雇用されることが難しい方に、自立生活に必要な支援や働く機会を提供している福祉施設で、1986年に開園しました。

武蔵村山市立のぞみ福祉園
武蔵村山市立のぞみ福祉園

さっそくの中に入ってみますが、「あれ?」パンの売り場は見当たりません。近くの職員の方に声をかけます。すると「パンの購入ですね。いま持ってきます」とのこと。声をかけて持ってきてもらう方式のようです。

すると、おっ!すごい!ケースやカゴに入ったパンやクッキーをたくさん持ってきてくれました。種類もたくさんあってどれも美味しそうです。一つ一つ丁寧に包装されていて愛着が感じられますね。

いろんな種類がある美味しそうなパン
いろんな種類がある美味しそうなパン

人気の食パンは14時からの販売です
人気の食パンは14時からの販売です

パンは定番の食パン(350円)をはじめ、あんぱん、チーズパン、クリームパン、焼きカレーパン、うずまきチョコパン、季節限定のパン(各150円)など。国産小麦天然酵母を使用し、溶岩窯で焼き上げている本格的なパンなんです。

クッキーは食べやすいひと口サイズ
クッキーは食べやすいひと口サイズ

クッキーもプレーン、チョコチップ、ココア、紅茶、お茶、黒糖とクルミが入った縄文(各170円)など、いろんな種類があって楽しいですね!

お茶クッキーと縄文クッキーは市の地域ブランド認証商品
お茶クッキーと縄文クッキーは市の地域ブランド認証商品

フルーツケーキ、マドレーヌ、モノレールクッキーも!
フルーツケーキ、マドレーヌ、モノレールクッキーも!

これらの商品はすべて、福祉園の利用者さんと職員の皆さんが毎日手作りしています。パンは20年くらい前から、クッキーは30年くらい前から販売しているそうです。その間も試行錯誤を繰り返し、だんだんと納得いくものが作れるようになってきました。

私も食パンや菓子パン、クッキーなどを購入しました。食パンは軽くトーストしてバターをのせて食べてみます。

シンプルに味わうのがいちばんですね
シンプルに味わうのがいちばんですね

溶岩窯の遠赤外線の効果なのか、ふんわりでもっちりでしっとりしています。これは美味しいパンですね!

パンやクッキーの販売は、のぞみ福祉園では火曜日と木曜日のみですが、たまに市役所や市民総合体育館などでも販売しています。詳しくはホームページの販売予定をチェックしてみてください。

武蔵村山市立のぞみ福祉園
住所:東京都武蔵村山市本町5-22-1
電話:042-560-6011

<パン・クッキー販売>
毎週火・木曜日(祝日・年末年始は除く)
10:00〜16:00(売り切れ次第終了)
※食パンのみ14:00以降に販売

ライター(武蔵村山市・東大和市・瑞穂町)

武蔵村山市在住のライター&映像クリエイター。東京でありながら鉄道が通っていなかったり、懐かしい風景が広がっていたり、どこにあるの?と言われてしまう武蔵村山市ですが、知れば知るほどイイところなんです。そんな武蔵村山市と周辺エリアの楽しいスポットや美味しい情報などを発信しています。

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