【富士宮市】『 いちまるや』の出汁教室を体験したら、”出汁”を毎日の食事に取り入れたくなった!
2024年6月から富士市中央町にあるzappaビル1階で、素材にこだわり、身体にやさしい海の幸・山の幸を取り扱っている『いちまるや』さん。
料理嫌いで、外食が大好きの私。
たまに作る煮物は市販の出汁パックで手軽に済ませているので、料理の基本も分かっていません。
私にとって、別世界のような"出汁"ですが、先日(10月8日)に開催されたマルシェ&RAS体験会『フルネス2』のワークショップで体験できると聞き、「こんな私でも理解できるかしら…」とちょっとした不安を胸に参加させて頂きました。
最初に見せてもらったのは、1リットルのポットに入った『しいたけ+昆布』と『煮干しと昆布』の2種類の出汁。
3分クッキングみたいに事前に煮出したものを保存してあったのかと思ったのですが、なんと"水出し"なんです。
水に入れて置いておくだけで、出汁が作れるなんて本当?という半信半疑の私。
実際に飲ませてもらうと、料亭で出されるようなまろやかで体に染み入る味です。
一般的に良く使われている昆布と花かつおの出汁の引き方も、教えてくれました。
かつお節など動物性の出汁は、野菜類などの植物性の食材の料理、椎茸などの植物性の出汁はお肉などの動物性の食材を料理するのに向いているそうで、試飲させてもらうと「これでタケノコを煮たら美味しいだろうなぁ」とか「この出汁ならいつもの数倍美味しい茶碗蒸しが作れそう!」なんて、料理の妄想が膨らみます。
素材にこだわったいちまるやの乾物は、1番出汁、2番出汁を引いた後の出し殻も捨てるところもなく、まさに食べるSDGS。
粗糖と醤油、みりんで味付けした佃煮は、佃煮として一品に!
煮干しと昆布の佃煮は、「おいしい!」と子どもにも人気!
地域によって出汁に使用するものが違い、静岡は煮干しを出汁に使うことが多いのだそうです。
試飲した時に、『家庭の味』を感じたのは、だからなんですね。
教室に沿ったプリントを下さるので、自宅に戻っても確認しながら作ることができます。
難しいと思っていた"出汁の引き方"ですが、とてもシンプルで簡単でした!こんな簡単なら、ずぼらな私でも出来ちゃいます!
身体に優しい食事は、手がかかる割に美味しくない…と思っていた私にとって"出汁"は新世界と言っても過言ではない、簡単で美味しい、そして他の食材のおいしさを引き立てる、スーパーフードでした!
フルネス2では、実際に教室で使われた煮干しやかつおだしや、素材の旨味を最大限生かすよう委託加工しているこだわりの乾物、地元静岡の旬の味覚などを購入することができました。
店舗では干物の販売や、出汁教室も随時無料で開催されています。
ここでは紹介しきれていない内容も沢山あるので、ぜひ実際に体験してみてくださいね。